日経平均 10735.03(-144.11)
日経平均先物3月限10720(-170)
東証1部騰落数は値上がり474銘柄に対して値下がり1105銘柄、
変わらずが98銘柄。東証1部売買代金は1兆6184億円。
本日の日本市場は円高・米国株安を受けて安く寄り付いたものの、
その後は押し目買いが入り10,866円円まで値を戻す場面も見られた。
ただ、金融引き締め政策への警戒感から中国株が大幅安で推移すると
一転売り優勢に。日経平均は久しぶりに大幅安で大引け。
引き続きコア30銘柄中心には買いが入っており、
ソニーは昨日に引き続き大幅高となり3,000円台を回復する場面も見られた。
日証金ベースでの売残も積み上がっており、この相場で下げなかったことで
売り方が諦めの買戻を行ったことも堅調に推移した要因だろう。
しかし、ボリンジャーバンド+2σを大きく上ブレていることもあり、
明日も高く寄りつくなら売りで入るのも良いだろう。
本日の気になる動きとして、
ゴールドマン・サックスは日経平均先物を大幅売り越し、
クレディ・スイスが大幅買い越しに動いたことが挙げられる。
上記2社が相反する動きを見せた際には相場が大きく動くタイミングであることが多く、
ゴールドマン・サックス側についた方が勝率は高い。
上昇相場も一服の可能性が高まったのではないだろうか。