かーーーちゃん

そうだよこの前おいらが着た


入院中の人みたいになるあれだよ^^^^^^^


昨日寝る前に思いついちまったんだ


今日こいつをおめにかけちゃうおめーら


とんだラッキー野郎達だぜ!!


ちょっとこいつをチェケラウ!!!←DAMARE



たたたたたっ


ガララ!

「お母さん!!」

「たっくん^^いらっしゃい」

「それやめてくれって、俺もう子供じゃないんだからさあ」

「はいはい、そうだったわね^^ふふ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「たくや、、いつも家に一人にさせてごめんね」

「大丈夫だよ!!お隣のおばさん良く来てくれるし、毎日お母さんと会えるもん全然寂しくないよ!!」

「そう、^^」

「うんだからお母さんは何も心配しなくて良いから、早く元気になって!!」

「ふふ^^はーい」


「じゃ俺これからクラブなんだ!!」

「うん、きをつけてね^^いってらしゃい」

「行ってきます!!!」



・・・・・・


一度だけ母の泣いているところを見たことがある




僕の家族は僕と母だけ


父親は何年も前に僕と母を措いて家を出て行った




生まれつき体の弱い母は仕事先を探すのも一苦労だ


夜遅くまでパートやらいろんな仕事を掛け持ちしていた

家に帰るのはいつも遅い


けど母は辛い顔一つ見せず、いつも明るく笑っていた






一人で家にいるとやけに部屋が広く感じた


寂しい


なんて言えない


母がただいまと帰ってくるとよく泣いていた気がする



僕は母が大好きだけど


父親がいる友達がうらやましいと思った事もある


けどそんな話をすると母はすごく困った顔をするので言わなかった




ある蒸し暑い夜、窓が風に叩かれる音で目が覚めた


水でも飲んでから寝ようと台所に向かう途中、


母の部屋のふすまから光が漏れていた


部屋を見ると「お母さん、」そう呼びかけようとした声が


喉に落ちた




ピンとまっすぐにのびた背中が丸くなって震えていた


小さかった僕は何もできずただ母を見ているだけだった


母はずっと必死に悲しみをこらえていたのだ一人で


決して僕には辛い思いをさせまいと


ずっと守ってくれていたんだ


なんて声をかけていいのかもわからない


自分の無力さが情けなくて、恥ずかしくて悔しかった


支えたいもう母の悲しい姿は見たくない



もう泣いて困らせるだけの餓鬼なんて


うんざりなんだよ












カーディガン一枚でここまで考えちゃった自分が嫌だわ