メガガガ -18ページ目

メガガガ

思ったこと

BOFの開催当日、会場へ向かう主人公

「行きたくないな。逃げちゃおうかな」

と呟く主人公の前に

「なに言ってんだよ。しっかりしろよ」

「そうよメガ子。庵様に怒られるわよ」

と、京とカオリが現れます。応援しにきてくれたのかと思いきや、なんだか冷やかしてる様子。

「他人事だと思って!こっちは足りないものが何なのか、胃が痛くなるくらいに考えてるのに」

まだ「足りないもの」の正体がわからない主人公。

「足りないもの?そりゃお前、情熱だろ」

と言う京。

え。情熱だったの?ていうかそんなあっさり判明しちゃっていいの?

しかしカオリが

「いいえ、メガ子に足りないのは、勇気よ」

と言い出します。

そのまま軽く言い争いに発展しそうな2人に対し

「あ、あの、悪いんだけど、もうひとつ意味がわかんないよ」

と言うと、

「だから情熱だよ、お前、何のために歌うつもりだよ。八神のためか?」

と、問う京

「最初は、そうだったかな」

「今はどうなんだよ」

「今は……わかんない。自分のためのような気もするし、やっぱり庵さんのためって気もするし」

と答えの主人公に対し

「そういうとこがダメなんだよ。そんな中途半端な気持ちで歌った歌が、誰に届くってんだ。

やるならとことん情熱を燃やしてやれってんだよ。後で言い訳なんてできないくらいにな」

「言い訳か……。そうだね、今のままだと言い訳しちゃうそうだね。どうせわたしなんかって」

対してカオリは

「メガ子に足りないのは勇気だっていってるでしょ。情熱なんて二の次よ。

メガ子の事だから、未だに庵様の顔色ばかり伺って歌ってるんでしょ」

カオリすげえ。当たってる

「だって、庵さんこわいんだもん」

という主人公に

「それがダメなのよ。あなたたちはもうパートナーでしょ。対等な関係なのよ」

「た、対等だなんてそんな」

という主人公の反応をみて

「そんな風に気を遣って、ビクビクしながら歌ってる歌なんて、誰が感動するのよ

勇気を出して、庵様を黙らせるくらいに歌ってやるんだって思わなきゃ!」

「勇気を出して…・・・か。そうだね。確かに今のままじゃ歌に集中できない気がする」

と言う主人公。

2人のアドバイスが的確すぎる。

言われてみればそうですよね。強引にバンド組まされて作詞させられて練習させられて、

とりあえずやる気は出たけど、BOFで優勝するなんてありえない、と思ったりして、やらされてる感が大きかったよね。

「口車に載せられるなよ。お前に必要なのは情熱だぞ」

と言ってくる京に、

「だから勇気だって言ってるでしょ」

と言うカオリ。再びモメそうになったところに

「ふ、ふたりとも落ち着いて……両方必要だってことでいいじゃない」

と提案するも

「ダメだ!」

「ダメよ!」

とお互い譲りません。

そんな2人を放置して

「もう、とにかく行って来るからね!」

と、会場へ向かうのでした。


で、結局「足りないもの」とは何だったのか。情熱と勇気?

それとも、足りないものは人によって違うけど、それを見つけ出すのは自分自身!的なあれか。

練習再開するものの、張り切りすぎて喉を少し傷めてしまう主人公。

「休憩だ」

と言う庵に対し

「大丈夫です!まだ歌えますから」

と言うものの

「貴様の脆弱な喉が、本番で使い物にならなくなっては意味が無い」

あれ、いおりん優しくなってる・・・・?

前は「もう一度」とか酷使してたのにな。

それとも、あの時主人公は精神的に参ってたけど、肉体的には平気そうだったから、大丈夫と判断した上での発言だったの?

「人間の体とは脆いものだ。

己のかたちなき狂気も、制御できんほどにな」

と言う庵。

「それ、庵さんのことですか?」

と聞くと

「狂気も、脆さも、誰もが抱えている」

「誰もが……わたしにもあるんですか?」

「女の狂気など、語るまでも無い」

なにそれ怖い。ていうか、主人公が「女」というカテゴリに纏められてる。個人として見られてない。

「わたし体は丈夫ですよ!全然脆くないです」

という主人公ですが

「貴様の体など、少し平衡を失っただけで崩れ去るだろう。

痛みに耐える体であっても、病でたやすく絶える事など、幼子でも知っている」

なんだなんだ。何か急に命を大切に扱うような、まともな事言い出した。

じゃあ何で、いつも簡単に「殺す」とか言うんだろ。いおりんにとっては挨拶みたいなものなの?

それとも反語的な意味で使ってるの?「生きろ」みたいな感じで。

「……もしかして、庵さんの周りに病気で亡くなった人がいるんですか?」

と気づく主人公ですが、庵は

「……昔のことだ」

と、どこかへ行ってしまいました。


その後

「今日はもう終わりだ。貴様は明日に備えろ」

と言う庵に対し、先ほどの事を聞こうか聞くまいかと迷う主人公。


・ダメ、聞いちゃいけない!

・思い切って聞いちゃおう!


これは下だな。普通の乙女ゲーなら、こんな選択肢を選ばずとも、攻略キャラが自発的に話してくれるような気がするけど、いおりんは聞かれないと言わない子なんだよ。

「さっきの話なんですけど……

その亡くなった人って、庵さんとどういう関係だったんですか?」

主人公の聞き方がストレートすぎて怖いわ。でも、他に言いようが無いしな・・・・

「貴様に話す必要は無い」

と言う庵ですが、主人公が謝ると

「……大切なもの、だ」

なんだってー!でも、まあ、本編でも庵は彼女いた設定だったしね。しかし

(庵さんの口からそんな言葉が……)

と思う主人公。

そうなのよ。そこなのよ。あの庵から「大切なもの」と言われるほどの存在にまで上り詰めた人物(おそらく彼女)が凄すぎるわ。

それともアレか。大切な人を亡くして以来、同じ目に会うのを恐れて他人を寄せ付けなくなった。とか、そんな設定だったりするの?

だから普段の態度はアレだけど、実はすごく良い人。とかだったりするの?

「消えてしまえば、最初から存在しなかったのと変わらん」

と言う庵に

「その人、恋人……だったんですか?それとも家族?」

「そんなことを聞いて、何になる」

ですよねー。急にプライベートな問題に踏み込んだら不信感を抱いてしまうわ。

「いや、その、庵さんにもそんな人がいたのかなー、なんて、ちょっと」

と、誤魔化すと、突然庵の様子がおかしくなります。

「そんなにマズイこと、聞いちゃいました?」

と焦る主人公。

明らかに様子がおかしいですが、それを押さえ込んで

「なんでもない、気にするな」

と言う庵。

(庵さんがこんな風に混乱するなんて、よっぽどの事があったんだ……

好奇心で聞いたりして、バカ!)

と反省し、謝る主人公。

「俺は帰る。貴様も無駄口を叩いてないで、喉を休めろ」

と言う庵に

「はい、明日がんばりましょうね!」

主人公がやる気を見せると

「……せいぜい、ゆっくり休むがいい」

そう言って、庵は帰っていきました。

(庵さんには昔、大切な人がいたんだな……

私は、庵さんの大切な人になれるかな?)

と、考えるも

(な~んて、そんなの、BOFで優勝するよりありえない話だよね)

主人公諦めるの早すぎ。全然真剣に考えてない。

でも、まあ、確かにいおりんの態度を見てるとそう思いますね。

主人公の質問に正気を失いかけるも、「気にするな」と言ってくれる上に、逆に「ゆっくり休め」とか気遣ってくれるとか、

流れだけ見ると凄くイケメンに感じるんだけどな。

次の日、朝から落ち着かない主人公に、カオリから電話が。

「あの庵さんと出掛けるなんてありえない!」

と言う主人公。ほんとその通りですね。カオリは

「私もビックリよ。悔しいけど、庵様にとってメガ子は特別な存在みたい」

孤高の炎である庵様が、誰かと待ち合わせて出掛けるなんて奇跡よ、奇跡」

な、なんだってーーーーー!!!

いつのまにそんな特別な存在に!?

いやいや、主人公より、主人公の声が目当てなんでしょ?だから特別なんでしょ?

フォローされても、不信感が拭えないんだが。

「遅れたら殺されちゃう!」

という事で、電話を切って、待ち合わせ場所へ向かう主人公。

公園に着きましたが、庵はまだ来ていない様子。

と、思ったら、いつの間にか背後にいました。

聞くと3時間前から来てたそう。どういうことなの。遅刻されるよりよっぽど良いけど、3時間前とか怖いわ。

いや、しかし、待ち合わせ時間指定したのは庵の方なんだが・・・何故自分で指定した時間より3時間も早く来るのか。

庵は

「時間などに囚われるつもりはない」

ので、3時間前に来たそうです。待ち合わせ通りに来なかったってだけなのに、なんかカッコイイ台詞だ。

(それって、待ち合わせしても、平気で遅刻するってこと?)

と、思う主人公。言われてみればそういう事ですよね。カッコイイ遅刻の言い訳に使えそうですね。

「これからの行き先はどこだ」

という庵に

「えっと……とりあえず毎週デートして、庵さんからプロポーズ……

チャペルで式を挙げて、甘い新婚生活……」

主人公おかしい。

「愚にもつかん夢物語を聞いているのではない」

庵ひどい。とても特別な存在とは思えない対応。

リョウのように「えっ?」みたいな反応すらしない。真顔での即答とか。

「ですよね。冗談ですよ。冗談」

と言うも、庵無言。主人公にとっては

(冗談でも言わなきゃ、間が持たないのに!)

という状況での発言だったようです。これは気分転換とかではなく、逆にストレスになってしまわないのか。

とりあえず、庵に

「座れ」

と言われたので、大人しく従うと、今度は

「何か話せ」

とか言ってきました。どれだけ主人公任せなの。



・京のこと

・BOFのこと


これは下しかない。

BOFで優勝するとプロデビューできるという事ですが

「ぜんぜん実感湧かないや。まあでも、優勝者だけですもんね」

という主人公に

「当然、優勝だ」

と断言する庵。

「こんな短期間の練習で優勝するなんて、無理ですよ」

と言うと

「負けることがあるとすれば、貴様の未熟さが原因となるだろう」

だそうです。いおりん側の原因はゼロなの?どれだけ自信あるの。その言葉に

「わたしの未熟さ?やっぱりまだまだヘタですか……」

と問うと

「そうではない。足りないのは……もっと別のものだ」

なんだろうと考える主人公に

「それが見つからないようなら、貴様に明日は無い」

(わたし、殺されちゃうの?短い人生だったなぁ……)

と考える主人公

そっちの意味での「明日」だったの?私はてっきり、人生における新境地みたいな意味かと思ってたわ。

殺すつもりなら、「明日は無い」ではなく「命は無い」って言い方しそうだしな。それとも仲良くなったから「命は無い」の言い回しがソフトになっただけ?

庵は

「今すぐつかめるかもしれんし、一生つかめん事もある。そういうものだ

最後まであがいて見せるんだな」

何か急に哲学っぽくなってきた。

「そうですよね。まずは動かなくちゃですよね」

と言う主人公に

「貴様になら……できるはずだ」

「え?」

「あの京にすらできる事だ。他の人間にできぬはずがない、ということだ」

なんか励ましてくれてるっぽい!しかし京への評価低いな。

いや、でも、主人公の未熟さを補うのに必要だけど、「一生つかめない事もある」という程に取得難易度の高いもの。

それを持ってる京って結構凄いんじゃないの?いおりんもそれを認めてるからこその発言なんじゃないの?

それを踏まえて、「貴様にならできるはずだ」と言うってことは、相当主人公の事を買ってるという事ですかね。

京でもできているという言葉に「なんだろう」と考える主人公ですが

「残された時間は少ない」

という庵の言葉に

「そうですね、タイムリミットはもうすぐそこですもんね。こうしちゃいられない!

庵さん!こんなことしてる場合じゃないですよ。練習しましょう!」

と、何かやる気出たようです。

(こうなったらできるだけの事は全部やろう!後悔はしたくないもんね!)

と、自発的に練習再開します。


デート終了した。

てっきり遊園地とか行くのかと思いきや、ちょっと会話しただけでやる気になりました。

で、結局何が足りないの?私にはわからない・・・

しかし、

「貴様にならできるはずだ」

の言葉で、何か全て許せるような気になってしまった。

いつもすぐ「殺す」とか言われてたから、その単語を言われなくなっただけで、良い人になった様に錯覚してしまう。

それとも私がいおりん好きだからそう思えるだけ?