ボサンがまた、悲しんでいます。
8年前にビクトリアに到着した日から8ヶ月間と、
就職と同時に2年半前に戻ってきたキャロリン家を
この木曜に旅立つ彼女を苦しめているのは、
キャロリンです。
パッキングにあたふたするボサンを助けるわけでもない。
バンクーバーでの家探しに苦労するボサンを助けるわけでもない。
感情的にならざるをえない最後の数週間に、
家族同然だと思っている人が、
少しの感心も示してくれないのは、
思っている以上に、辛いと思います。
どうしてなんだろう。
何かがおかしい。
見てるこっちが悲しくなります。
きっとボサンが必要なのは、
短くてもいい、キャロリンからの優しい言葉。
『ここはあなたの家よ、いつでも帰っていらっしゃい』
もしかしたら、
キャロリンも変化にとまどっているだけかもしれません。
でも、それにしたって・・・
ほんのちょっとだけでもいいから、
思いやってあげてほしいんです。
それは、ボサンの悲しい涙を優しい涙に変える魔法だから。
笑ってほしいだけ。
ほんの少しの思いやり。
忘れないように。
ずっとここに。