今回父が膵臓がんになり、がんの事を恨みもしました。
初期に見つける事がいかに大切なのかも知りました。
家族性膵臓がんというものがある事も知りました。

昔に比べてがんは治る病気になったと聞きます。
ですが、亡くなる方がおられるのも事実ではあります。
沢山の方が膵臓がんと闘われています。
それと同時に沢山のご家族も一緒に闘われています。
苦しんだり、悲しんだり、願ったり、受け入れたくなかったり、病気を憎んだり

沢山の本も読みました。
ある本にはこうすればいいよと書いてあり、ある本にはそれはダメだと書いてあったり…
見れば見る程分からなくもなりました。


抗がん剤が出来なくて治療法が無い時に、温熱療法なるものがある事も知りました。


「がんは怖い」
父はそう言っていました。
確かに怖いです。

医療がどんどん発達して怖くない時代になって欲しいなと思います。
その為には健診を受ける事が本当に大事だと思います。

自分は大丈夫
お金もかかるし
まだ若いし
どこも悪くないし


そう思ってしまう事が一番怖い事なのだなぁと思いました。


父の死…私達家族にとっては本当に辛く悲しい出来事でした。
1ヶ月経った今も受け入れられていない状態でもあります。


お通夜、告別式に来て下さった方で「自分も気をつけなきゃな」「健診行ってみようかな」
そう思われた方が一人でも多くいらっしゃる事を願います。
父もきっとそう思っていると思います。