朝母に「今日は朝一で息子小児科連れて行くから行けないかもだけど大丈夫かな?」と連絡。
母から「お父さん今深い眠りに入ってて安定してる状態らしいから病院行っておいで、◯◯(息子の事)が心配です」と返事があったので小児科へ行く事にしました。

それから20分くらいして母から電話がありました。
嫌な予感しかない…


「もうお父さん息してないらしい、今息引き取ってもた」と泣きながら。

えっ…頭が、回らない。
前日皆がいる時ではなく、母と2人の時を選んだかのように父は亡くなりました。
兄と弟も間に合いませんでした。


病気がわかったのが9月12日
それから1ヶ月と3日、息を引き取りました。
63歳でした。


本当に最後まで父はよく頑張ってくれました。
「生きたい」
その思いだけだったと思います。
「ガンは怖いな」
父が言っていました。
これからもお酒を呑みながら笑って過ごし、孫の成長を見守る事が普通に出来るものと思っていたのに、ある日突然病気とわかり父自身が一番ビックリしたと思います。
それでもわずか1ヶ月ではありましたが、自分の置かれている状況を必死に受け入れようと頑張っていました。
辛くしんどい1ヶ月だったと思います。
弱音もはかず、前向きでした。

家族にとっても辛い1ヶ月でした。
泣く事しかできずもどかしい1ヶ月でした。



主人が早退して帰ってきてくれたので、父の所へ向かいます。