モニョモニョと訳のわからぬ言葉をはなしたりする。
かわいい。
夢の中まで平和。
多分楽しい夢を見ているんだろう。
ボクが生まれる前、大きな街に住んでいた頃、よく通る大通りがあって、自転車で買い物に出かけたり、ぶらりと歩いて出かけたりした。
あの頃、イライラしていたと思う。
なにに?
多分、自分に向けて。
綺麗なデパートのディスプレイの前にいつも占い師さんがテーブルをだして座っていた。
数人いたような気がする。
その中のおじさんが時々通る私を覚えていたのか、通る度に顔つきが気になるのか、近づいてくることがあった。
もちろん、全力でスルー。
話しかけないで!のオーラ全開。
でも一度信号待ちで距離が近づいた日があった。
そのおじさんは、なにをそんなに‥と言った。
でも、信号が青になったから最後まで聞こえなかった。
あの時話を聞いて見たらよかったかもなー
10年近く前のことをこんな風に思い出すのだからよほど、私の中でも引っかかっているようだ。
なにをそんなに その後の言葉。
街を歩くと時々自分の姿がガラスや鏡にうつる。
だれ?
あー、わたしよ、私。
せめて、口角をあげて、スマイル。
重力にはさからえないけど、スマイル。
またあの道を通っても、あのおじさんに声をかけられないような私になれていますように。
スマイル。
見上げた空。もうすぐ春!











