ボクができることって
なにかなぁと思って。
そう言ってボクが涙をツーっと流す。
ふいてもふいても
涙が流れてくる。
大人の都合で夜が遅くなって
眠る前に仕方なくインスタントラーメンを
食べさせた時のこと。
私のバブルがはじけたころの
今では考えられない時代におこった
ちょっとしたサスペンス劇場的な
友人の恋愛ドタバタをあれこれ
聞かされ、気持ちがたかぶって
ボク自身がヒロイン化したのかもしれない。
だけど、悲しかったそうだ。
わかってもらえないなんて
酷い、と思ったそうだ。
ボクの方がどんなに素敵な人か
知ってるから、そう思ったそうだ。
私はかわいいなぁ。とおもいながら
ボクの心の成長と、思春期に夢みがちな
センチメンタルとロマン〜な雰囲気を
感じながら
ただ、私は彼を信じて
彼が決めたことを応援し続ける私でありたいな、と思うよ。
そりゃー時には諭すことはあるかもだけど
私の方が大人だから
言いたいことは言うけど
思ったことは伝えるけど
応援してあげたいね。
と言うと、ボクは少し納得したのか
ラーメンをちゃんとたべて眠った。
数日たって、その日のことをはなしたら
すっかり立ち直ったのか
あの話はひどかった、とか
その話は笑えるとか、
あれって、こわすぎよね、
とか、これ、友達にはなしていい?とか
確認してくるので、
ダメ!こんな親だと思われたら
私が恥ずかしいから絶対ダメ!
私の話じゃないし!
と言って笑った。
ボクが大好きな彼のことは
大切に心のポケットにしまったのか
何も言わない。
それでいいと思う。
だんだんボクが
大人になっていく。
ちょっとしょっぱいラーメン
忘れないよ。












