家を出た。
顔見知りの子どもたちが次々と登校。
おはよう
いってらっしゃい
いつもの子どもたちの中にボクがいません。
あれ?一緒じゃないの?
と聞いたら忘れ物を取りに戻ったよ。
あらまぁ。
朝からボーっとしてるからだわ。
と思っているとボクが坂をおりてきました。
宿題の丸つけ、忘れてたから。
あら、大変だったね、気をつけて歩いてね。
と、別れた。
さて、わたしも帰ろうと思ったら
あーーー!家の鍵、ボクからもらい忘れた!
ガーン!
トホホ。仕方なく学校まで歩いて教室へ。
ボクは…あれ、お母さんなんで?
カギ、ちょうだい。と言うと
え?カギ、してないよ。
周りにいたお友達に、まじかーー!と
言われつつ、とぼけたボクから非常用にランドセルにつけてあるカギをもらってトボトボ帰ります。
私を待っているのは家まで続く上り坂。
エントランスの鍵をやっとの思いであけて、カギのかかっていない家に入る。
一応、部屋の中に誰もいない事を確認した。
人生には三つの坂がある。
上り坂、下り坂、まさか。
元気だそう。
初夏はブルーベリー。
