大好きな叔父が突然
帰らぬ人となった。
母からの電話に崩れ落ちた。
叔父は私の最初の友達だ。
幼いころの記憶に欠かせぬ人だ。
一緒にウルトラマンを見て
仮面ライダーを見て
ピンクレディの真似をすると
笑ってくれた
いつも私のそばにいてくれて
絵を描いたり
ボンゴを叩いてギターを弾いた
おやつ食べながら、レコードをかけてくれた
彼女を紹介された日
複雑な気持ちになった。
お酒が好きで海も好き
釣りが上手で魚を捌くのは料理人のようだった
庭の雑草がすごいけど
草枯らしは使いたくないんだ
海が近いからね。と笑う。
背が高くて優しい人だった
私が我儘を言っても
叱られたことがない
怒らせてもしばらくすると
膝に乗せてくれた
そんな叔父がいなくなった
どうしよう
叔父からもらったウサギのぬいぐるみ。
可愛くて大学の寮にも持って行ったし
今も一緒にいる
埃っぽいからアイロン台の隣にひっそり置いてある
かれこれ40年ほど私のそばにいる。
怖くて彼の携帯を鳴らせない
不意に思い出して泣けてくる
今どこにいるのだろうか
寂しい思いをしていないだろうか
どうか安らかに穏やかに
時々私の様子を気にしてね
私がそちらへ行く時は
絶対迎えにきてね
約束よ
その時まで私は
私の時間を大切に生き抜いて見せます
そしてその時に
話したかったこと全部聞いてね
またね










