新年から、ご紹介するのはなんとなく
場違いかとも思いますが
私的には猛読するくらいおもしろかったので
ちょびっとネクラな本をご紹介します。
「シズコさん」佐野洋子
本の内容も少し書きます。
子供のころ、ある日、手をつなごうとすると
お母さんから手を振り払われた。
そこから、おかあさんに愛されていないのではないかと思うようになり
そして、自分もおかあさんを好きではない、という気持ちから
ずーっと静かに心の中で反抗し続ける。
他人には触れられるが
お母さんに触れられない。
そのお母さんが年老いてだんだんと呆け始める。
そこから、今までの葛藤を振り返っていく内容。
これ、かなりシンクロして
気持ちが入ってしまいました。
不謹慎ですが、この佐野洋子さんの状況が羨ましくなりました。
最終的には人間て、相手も、自分も、許して開放されたいのではないかと思う。
死ぬときには、すべての苦しみから解放されたいとのだろうな。
ってへんな宗教の勧誘ではありません。
私の周りにも家族の事で悩んでる人が意外にも沢山います。
是非読んでみていただきたいです。
最初は、ちぎれちぎれの文章がちょっと読みにくいけれど、
だんだんと入り込める本だと思います。
ちなみにこの方
この絵本の著者です。
これは10年も前に友人からもらった宝物。
読む方によって感じ方は違うと思うので、特に内容は書きません。
この人の書いた文章は
何故か、じんわり涙が出てくるのです。
コチコチの心を、自分でさらにコチコチにしてしまった時
読んでみたりすると良いと思います。


