最近、子どもを狙った悪質な犯罪が増えていて怖いですね。


もうすぐ姪っ子が生まれる私にとっても他人事ではない話です。














・・・。












そこのあなた、また姪っ子の話かよ、と思いましたね?








いやいや、これは私が子どものころの話なんです。



ある夏の暑い日、私と姉、その同級生のRIKOちゃん(仮名)と三人で


プールに行く事にしたのです。







プールに行く途中に駅を通るのですが


当時駅には、ボタンを押すと


その施設の案内がアナウンスされる大きな地図がありました。





小学生にとっては駅に行くだけですごい冒険でしたね。


とにかくなんでもめずらしい。


私たちは三人仲良く、片っ端から地図のボタンを押して遊んでいました。





すると、いきなり私の肩に

がしっ!と大きな手がつかみかかった。


反対側の姉とRIKOちゃんもその腕の中におさまっていた。



振り返ると、ライオンズ帽をかぶった、


アフリカ系アメリカ人のような風貌の男が立っていた。






何を隠そう、この彼が、わが町の有名人


「ターボ君」なのである。






誰がつけたか、みんなが彼をターボ君と呼ぶ。









ターボ君は女子児童をみると、何かを叫びながら、


とにかく走って追いかけてくる。











わが町の子どもにとっては、


ナマハゲより怖い存在でした。







そのターボに私たちはつかまってしまったのです!





と、その瞬間、RIKOちゃんは、姉をターボ君の方に


どぉぉーーーん!


と突き飛ばし、なんと一人でスタコラ逃げ出した。






「え?」


一瞬、顔を見合わせた姉妹。


直後、姉が持ち前のスタートダッシュ力でその場をすたこら


逃げ出した!






「え?」



ターボ君と顔を見合わせるMEG。



もはや、逃げ道はない。。。





(いっつもこのパターンじゃねぇかよ。。。)





脚の遅い子どもに残された道は一つ。




















泣く。

















と、その時






「MEGちゃん早く!」と姉が助けに戻ってきたのだ!





(ランボー怒りの脱出みたいよ!)



うぇ・ぇ・ぇ・ぇ・ぇ・ー・ー・ー・ー・ー・ん!




私は力のかぎり泣きながら走った。







(※できればこのシーンは、スローモーションで想像してお楽しみください)





ターボが追いかけてくる!



「あっちいけ!」姉が叫ぶ!







そして、RIKOちゃんはというと、もんのすごぉぉぉく遠くで


「早く早く!」と叫んでいた。。。












ターボ君は神出鬼没である。



うちの母親もターボ君に、電気屋さんで腕をつかまれている。







不思議と中学生になるころからターボ君のうわさは聞かなくなった。


都市伝説的なターボ君は、今はどこにいるのだろう??





昔はさ、ターボ君みたいな人がいても、町のみんなが知ってたんだよね。


今みたいに、誰がどこで何やっても知らない状態じゃなかったな。



やっぱり犯罪は町ぐるみで防がなきゃね!


みなさん!


お隣の住人と仲良くしましょうね!



そして、この三人の中で一番正しい選択をしたのは


RIKOちゃんです。


自分の身は自分で守る!


たとえ友人を見捨てても!







さて、次回は、


今回初登場のRIKOちゃんにスポットをあてていきたいと思います。




See you next time!