(前回の続きです。)






この病院の救急は、

ソラも何回もお世話になりましたし、

娘も3度来たことがありましたが、

救急車での搬送は久しぶり。

(ソラが倒れて救急搬送された以来です。)







いつになく緊張しながら、

女性のドクターの後を追い、

娘が寝ているベッドへとたどり着きました。







カーテンを開け、

娘の姿がパッと目に飛び込んできた時、

やっと側にいられるという安堵感がふっと沸き上がりました。








娘は点滴を打ちながら、

狭い救急用のベッドに横たわり、

熟睡していました。






やっと、眠れるまでに痛みが落ちついたんだ。






そう思っていると、

わたしを連れてきてくれたドクターが、

「少しいいですか?」と、

手にもった書類を見ながら、

これまでの検査の結果を伝えて下さいました。






「うーん。


ここまでの検査では、これという確定ができませんでした。


おっしゃっていた子宮内膜症もエコーを取り、婦人科の先生にも診ていただいたのですが、

やはり違うかもとのことです。


CRP(炎症反応)がやや高いので、

身体のどこかで炎症が起きてるとは思うのですが、まだ、わかっていません。


もう少し、詳しく検査を行いたいので、

よろしいですか?」







そして、日付が変わろうとしている頃、

『造影剤を使ったMRI 』を行うこととなりました。

造影剤を使うことの承諾書にサインをし、

暫くすると、ドヤドヤと看護師さんが現れ、

娘をベッドごと運んでいきました。







娘が検査に行っている間、

看護師さんに断り、席を外し、

電話ができる場所へ移動しました。






もうすでに、0時を過ぎていたので、

寝ているかと思いましたが、

実家の母に今の状況を知らせたいと思い、

メールをしました。

(救急搬送するということは伝えてました。)








すると、すぐに返信があり、

「心配で寝られなかった。

何かわかったら、いつでも連絡して。」とありました。






「もし、このまま入院となったら、たぶん私も帰れないので、申し訳ないけど、朝になったら、

ソラの事をお願いできる?」と送信すると、

母から、OK!また、連絡して!と返信がありました。







ここで、みなさんおわかりでしょうか?







うちの旦那、こんな状況でも平気で出社します。

いつもと変わらず、当たり前のように。






小さい会社の営業なので、

打ち合わせが入っていない限り、

時間は割と自由になるのですが、

猫の手も借りたいこの状況にも関わらず…です。







今までも、こういう場面はありました。

ソラが緊急で入院する時や

(これは何度も何度もありました。)

娘が小さい時、喘息で緊急入院した時も、

同じように、ひとりにはしておけないソラよりも会社に行くことを優先しました。








旦那は、必ずと言っていいほど、

一睡もできずクタクタになってるわたしの元に

「おれ、会社行くけど、子どもたちどうするの?」と朝方に連絡するんです。







小さかったトモや娘は、

気づくとパパがいない…ってなるんですよ。

旦那は、子どもたちが寝てる間に出掛けてしまうんです。

用もないのに、そういう時に限って、

朝の5時とかに出社するんです。

どんだけ、会社遠いの??

(普通に7時過ぎに出れば間に合います。)






あー、愚痴が止まんない!!w

すみません。






長くなるので、また次回に。