(前回の続きです。)




娘の答えは…




やめたくない。

でした。




「競技は好き。これまで真剣にやってきた。

だから、やめたくない。


友だちもできた。

わたしから、競技をとったら、なにもなくなる。


だから、続けたい!


でも…。

パパが関わるなら、

もう続けられないかもしれない。」




娘の苦しみはすべて旦那でした。


そうはっきりわかったのです。





わかってた。

わかっていたことだけど、娘の気持ちをはっきり聞いて、わたしの気持ちもはっきり決まりました。



さぁ!鬼退治だ!!



車を降り、わたしは旦那との決着をつけるべく家に戻りました。(娘にはまだ、車にいるようにと言いました)





まだ、横になりながら、テレビを観ていた旦那に、娘の話をしたいと言うと、

しぶしぶながらも、「わかった。」とこちらを向きました。





「娘、競技やめたいって。」

(↑半分、はったりw)



『……ふん。あ、そう』

(↑平気を装いながら、めっちゃ焦ってた)




「このままやってても、苦しいだけだって。」




『じゃあ、辞めれば?

苦しいのがイヤなんて、競技やってる意味ないでしょ!』←怒りスイッチON!




「競技を頑張るのは苦しくない。

でも、がんばってるのに、毎日、怒られっぱなしなのが辛いからやめるんだって。」

(↑いたって、冷静に)



『……………は?どういうこと?』←イライラ





「ハァ~。だからー、

親がこどもの夢を潰したってことだよ!」




『……………え?』





(つづく。)