(前回の続きです。)




娘が車に籠城する1年前。

娘は、通っていたスクールを移籍しました。




親からみても、友だち付き合いが上手な娘ですが、実はとてもナイーブで、明るく大胆に見えて、とても人に気を遣うタイプの子です。




慣れ親しんだスクールを離れ、

一から人間関係を築き上げることは、

彼女にとってはとても勇気のいることでした。




そんなことを露ほども考えず、

旦那は「移籍した方がいい!」と決めつけ、

あれよあれよという間に、

移籍を決めてしまいました。

(それも、自分が担当コーチと気が合わない為です。)




娘は、しぶしぶながらも、

ある条件を出して、それを受け入れました。




①競技に対して、あれこれ口を出さないこと

②高圧的に怒らないこと




旦那はそれを快く承諾しました。


それは、自分の意見を押し通すための、

ある意味、交換条件。


それを受け入れてやるから、

おれの言うことをきけよ!的なもの。




でも、それでも、

娘にとっては、「もう、これで怒られない!」という希望となったのです。




↑実はこの話の時、わたしは家にいなかったんです。わたしが、家にいない間(2週間ほど)に

娘を言いくるめ、移籍を決めていました。



わたしに報告がきた時は、完全な事後報告で、

「娘の意思だから!」とわたしの反対も聞き入れませんでした。涙。