皆さま。

いいね!やコメントをありがとうございます✨
こんなに重く苦しいお話を読んで下さって、
感謝しています。

読者登録やアメンバー申請をして下さった方、
ありがとうございます✨
これからもよろしくお願いします🙇


今日も。
昨日のお話のつづきをしたいと思います☝



朝になり、
ようやく眠れそうになった頃、

トモが目を覚まし、
ママー 起きてー!と、
私の体を揺り動かした。


結局眠れなかった私は、
隣の部屋に置いた携帯を
恐る恐る開いた。
(当時はガラケーでした💦)


着信履歴は、
旦那の名前でいっぱいだった。
メールの受信ボックスを覗くと、
「電話、出て!」と、何件も入っていた。


『誰のおかげで携帯が使えるんだ!』


私は、前に言われた言葉を思い出していた。


携帯は、旦那が私を縛り付ける為の道具だった。いつも、いつでも、着信があれば、
すぐに出ないと怒られた。


……その電話に、私は、出なかった。


きっと、腸が煮えくりかえるほどの怒りを感じているであろう。

そう思うと、
体も心もガタガタと震えが止まらなかった。


トモやソラの前では、
いつもの、変わらない母親でいなければ
ならない。


日常生活を普段と変わらないように、
過ごしながらも、
私は、常に、
旦那が次に何をしてくるかと怯えていた。


そんなある日の朝。


旦那から着信が入った。

恐る恐る出ると、
あの夜とは全く違った明るい声で、
こう言ったのである。


「この前はごめんね!


強く言い過ぎたと思う。


megの気持ちを考えたら、当たり前だよね。


でも、大丈夫!


今日は、迎えに来たから!


今、家の前にいるから、開けて!」



…………。



私は、
旦那が
本当に
恐ろしくなった。