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今日も。
昨日のつづきをお話します☝
とうとう、
「家族会議の日」がやって来た。
その日は、
トモの「お泊まり保育」の日で、
朝から、トモは大はしゃぎだった。
お昼ご飯を食べ、
荷物の最終確認をして、
トモを着替えさせ、
保育園へ行く準備を整えた。
「行ってきまーす!」
トモの明るくはしゃいだ声が家中に響いた。
父母が「普段と変わらない様子」で、
トモと私を送り出してくれた。
私も、
「いつもと変わらない」ようにして、
トモを保育園まで送った。
保育園に着き、
教室の入り口まで行くと、
いつもと変わらず、
担任の先生が迎えてくれた。
楽しみにしていた「お泊まり保育」とあって、早く教室に入りたがるトモを
私は、ぎゅっと抱きしめた。
「いってらっしゃい!」
笑顔いっぱいで、
手を振り、
私は、
保育園を後にした。
いつもと変わらない。
日常の光景。
でも。
車に乗り、
エンジンをかけ、
ハンドルを握り、
アクセルを踏む。
私は、もうすでに緊張していた。
家に帰れば、
「運命の話し合い」に臨まなければならない。
緊張で、頭がクラクラしていた。
何が起こるかわからない……
そんな恐怖があった。
あの日、
3日前の日、、
旦那に「離婚をしたい。」と、言ったものの、
私はまだ、不安でいっぱいだった。
経済的なこと。
子どもたちのこと。
そして、
旦那がきちんとまともに話し合いをしてくれるか、どうか。
もしかしたら、いつものように、
暴れるかもしれない。
…怖かった。
けれど、
けれど、
そんなことは言っていられない。
とにかく、
「離婚をすること。」
それには、
きちんと「子どものこと」と
「お金のこと」を話さなければならない。
車を降り、
家に戻ると、
父母が、
話し合いをするための支度をしていた。
私も、ソラがいる部屋に戻り、
ソラを「話し合いする部屋」に移動すべく、
準備をした。
そして。
私は、
小さな紙に、
言わなければならないことを
小さくメモして、
ポケットに忍ばせた。
ピンポーン
約束の時間より随分早く、
旦那と義父母が、
我が家に到着した。
ドアを開け、
最初に入ってきたのは義父母だった。
緊張した面持ちで、
申し訳なさそうに、
玄関へと足を踏み入れた。
その後から入ってきた旦那は、
また、しおらしく、反省した風の顔つきに戻っていた。
「この度は、本当にすみませんでした。」
義父母が、
頭を下げた。