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今日も。
昨日のつづきを。
(重い話ばかりですみません💦)


私はとりあえずの物を準備し、
病院へと急ぎました。
(トモは、母にお願いしました。)

病院に着き、
受付に駆け込むと、
救急外来を案内されました。

人がいないガランとした薄暗いロビーで
ウロウロしていると、
旦那が小走りにやって来ました。

「ソラは?」

「まだ、処置室にいる。
救急車の中でも、何回も心臓が止まってた。」

「・・・・」


ふたりで、
誰もいないロビーで、
何も話さない時間が
しばらく続いたあと、

トモが、父と母に連れられてきました。


何も分からないトモは、
妙に騒いでいて、
ガランとしたロビーに、
声が響いていました。
(いや、トモは何が起こったのか分かっていて、わざとふざけたのかもしれませんね。)

「大丈夫だよね?」

私はやっぱりどこか楽観的でした。
前みたいに(手術中に心停止した時)、
また、ソラは復活して、
あの可愛らしい笑顔を見せてくれる。

そう信じていました。
その願いが叶わないとも知らないで…



どれくらい時間が経ったのか分かりませんが、

処置室のドアから
看護師が出てきました。


「ソラさんのご両親ですか?
今、ソラさんは処置を終えて、ICUに運ばれています。
そちらの方までお願いします。」


私たちは、
無言でエレベーターに乗り、
ICUの入り口に着きました。


大病院にしては、
狭い待合室に案内され、
そこには、
既に別の患者さんのご家族がいらっしゃいました。


待てど暮らせど、なかなか呼ばれず、
外も暗くなってきたので、
両親にお願いして、
トモを連れて帰ってもらいました。



どれくらい時間が経ったでしょうか。


ICUの扉から、
あのA先生(ソラの病気を見つけて下さった先生です)が現れました。


「ソラさんのお母さん。

今、ソラさんは大変危険な状態です。

何があってもおかしくないです。」



「ソラさんは、
心臓が止まっていた時間が長く、
頭や内臓に血液が流れなかった時間が
多くありました。

それによって、
多臓器不全を起こしており、
下血も多量にあります。

よって、
現在、輸血をしています。」



「予断を許さない状態です。」


「覚悟してください。」

私は、
その場で泣き崩れました。