ずっと、どこかで、誰とでも上手く付き合える人を
羨ましく思っていた。表面的なことを嫌いつつも。
ずっと、ずっと、どこかで、自分には居場所がない
んじゃないかと思っていた。それはいつでもあったのに、
そこじゃないと否定している自分を受け入れられず。
ずっと、ずっと、ずっと、どこかで、受け入れること
より、受け入れられることばかりを望んでいた。
自分勝手な自分自身が、原因だってことが分かって
いつつも。
“大人”になったから。ではないと思う。
“経験”を積んだから。でもないと思う。
多分そういうことじゃない。
多分今だから。だから分かること。
今じゃなきゃ、分からないこと、なんだと思う。
映画のように、ハッピーエンドで全てが終わること
なんて、あり得ない。全てがここで終わることも
ない。
今、ここは一つの居場所。
またいつか、違う居場所へ向かうかもしれない。
けど、ここにいたという事実は消えない。
誰かの心に、私の心に。
いつか全てが消えてなくなったとしても、
何ら痕跡が残らなかったとしても、
地球自体が滅亡してしまったとしても、
それぞれが、それぞれにそこにいたという
事実だけは、絶対に消えないんだ。
人と関わり、人と出会い、その中で自分との
対話が出来れば、もっともっと深い人生が
送れる、はず。
自分を責めることは簡単。
自分だけが責を負えば言いというのは、
ある種の奢り。
もう一度。
もう一度。
回りを見てみて欲しい。
居場所はあるから。
自分の中にも、必ず。