義母に「面白いよ」と手渡された文庫本
小川糸 著 『にじいろガーデン』

しばらくは忙しさを言い訳に放置していた。
そして、忙しくなくても、気が進まずに避けていた。

昨夜は、長男に起こされ、イライラし、なんか気を紛らわせたくて、読んでみた。

2〜3ページ読んだら、夢中になってしまい、
夜中2時を過ぎて、七割方読んだところで、翌朝のことを考えて、就寝。

今日、次男の昼寝中に読み切った。

今月45歳を迎えるわたしには文庫本はきつかった💦
特に夜中は目がチラチラして、気持ちは読みたいのに、目が…
弱い老眼鏡が要るな!と実感したわ。

で、肝心の読後の感想をば。

☆  ★   ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

新しい家族の形。
常識や思い込みを乗り越えて、幸せを紡いでいくこの家族に、たくさんのことを教えてもらったように感じた。

わたしは、一番、草介に感情移入した。

本当なら、年齢が近く、息子がいるところも同じの泉ちゃんに感情移入するのが、自然な気もするが。

わたしは草介は泉とチョコちゃんの愛のキューピッドなんだな、と思った。

ネタバレになるが、

草介は産まれてきた役割、自分で決めた使命をきっちり全うしたんだと思った。
なんて辛くて、しんどい人生を選んだんだろうって思うけれど、
きっと、それさえも草介が望んだことなんだな。と思った。
草介の愛の深さと純粋さを感じると涙が止まらない。
こんな愛しかたができる草介って、とんでもなく大人だ。

わたしには到底真似できない。

ラストまで読んで、ツラくなったが、
草介はきっと幸せだったんだと思う。
ただ、キャパシティを超えて、がんばりすぎたんじゃないかとも。
そういう風にしか生きられないから、とうとう強制的に休まされたんじゃないかな。

わたし、草介のことしか書いてないけど、この4人家族、イイナって思った。

新しい家族の形。
これから、こういう家庭も増えていくかも。

血の繋がりではない家族の形。

自分が育った家族や、今の家族を思い、わたしも家族を大切にしよう♡
と思ったり、
女性に恋する気持ちを感じてみたり、
わたしの心にグイグイくる作品でした。

小川糸さん、素敵な作品をありがとうございます。

しばらくは繰り返し読みたい作品でした。