は、起業もそうですが、特に副業兼業の場合、どのような組織によるどのような商材でなければ、下手すれば取り返しにならなくなってしまうのかについてでした。
商品サービスを決める=商材選定ができても、下記のような条件・環境が整わないと成功しません。
1.活動を進めるための適切なプラットフォームがある:
前回の記事の「オペレーションの仕組み」ともかかわってきますが、例えば、ITで受発注状況の把握、顧客情報の管理、チームメンバーの管理などがオンライン上で出来るITプラットフォームです。
企業ならばERP、CRM、SaaS等を導入していることが大半です。
個人が兼業副業するにしても、そのようなプラットフォームが欲しいものです。
それを提供できる企業の販売代理店がベストです。
2.必要なトレーニングが受けられる:
活動する方法、製品知識や売り方等を伝授してもられるトレーニングを実施してもらえることは不可欠です。
特に兼業副業ならば、一般的なビジネススキル、コミュニケーションスキル、営業やマーケティングスキルは自分で習得しなさいでしょう。
しかし、商材自体の知識は教えてもらう必要があります。
それは冊子、Web上のコンテンツかもしれませんし、Zoom等での勉強会かもしれません。
形式はともかく、そのようなトレーニングは不可欠です。
3.必要な情報がタイムリーに伝達される:
実際に活動を始めれば、随時、事業オペレーション関連の更新、イベント、トレーニング、新製品などの情報が必要になってきます。
そのような情報が、集会にしろ、SNSにしろ、タイムリーに伝達されるツール、しくみ、そしてそれを運営する人の存在が不可欠です。
特に兼業副業の場合は、ネットを駆使してテレワーク形式で仕事をすることが多いですので、職場(事務所)での朝会で伝達されるといったことは決してあり得ません。
定期的なメール配信にしろ、イントラネットの掲示板にしろ、SNSにしろ、YouTube等のネット上の動画にしろ、インターネットによる情報伝達の仕組みが理想的です。
4、信頼できる仲間がいる:
やはり、一緒に仕事をする人の存在は非常に大きいです。
自分に声をかけて誘ってくれた人、仕事の先輩、仕事をするにあたって一緒に活動することになった人等です。
広義では取引先も仲間と見なして良いでしょう。
一見、一人の業務であったとしても、一人で全てを完結させることはありません。
「何を(ビジネス内容)」、「何で(商材)」はもちろん大切ですが、「誰と(仲間)」も成功要因です。
そして、信頼できる仲間との信頼関係なくして、ビジネスの成功はあり得ません。