おつかれさまです!
今回は、産婦人科の診察編です。
私はコロンビア大学付属のNY Presbyterianで出産しました。(病院選びの記事はこちら)
診察には、系列のこちらに通院していました。
アメリカでは産むまでの間に受ける定期的な診察は、クリニックで、産むときは大きい病院で対応します。
通常の検診時には、大きな設備などが必要ないので、簡易な設備のクリニックで行います。
①問診票(pregnancy questionnaire)
一番初めの診察の際は、保険の確認やIDの確認もあったので、パスポートと保険やVISA関係の書類を持参しました。
私の場合、渡米前は日本で受信していたため、その診断書(英文)も提出
そして、問診票を記入して、待合室で診察を待ちました。問診票に記載する内容は、基本的には日本と共通点もあるのですが、アメリカのほうが詳しいです。ancestryを書く欄があるところなどはアメリカらしいですよね!
(私の受診していたクリニックの問診票は見つからなかったので、参考までに、似ている問診票のリンクを貼っておきます。→こちら)この問診票の和訳は、次回の記事にのせますね!ぜひ受診前に参考になさってください
②いざ診察室へ・・・
名前を呼ばれて、看護師の人に診察室に連れて行かれるまでの間に、自分の誕生日と週数とを軽く確認されます。
私は最初、DOBといきなり聞かれて、「???!」だったのですが、落ち着いて聞くと、Data Of Birthつまり自分の誕生日でした
また、日本では、妊娠何か月、と月数で数えるのが一般的ですが、アメリカは週数が一般的。
あらかじめすぐに言えるようにしておいた方がスムーズです!
③診察
診察室はとても簡易な印象です。
まず、血圧と体重を量ります。
次に、服を脱いで、布の服に着替えるよう言われます。診察室からつながっているトイレがあり、そこで採尿してくるようコップを渡されます。
(最初、「ピー(Pee)とって来て」って言われて「??」だったのですが、コップを渡されたので、たぶん採尿だろうなと思ったものの不安で、携帯で調べるとやはり尿でした。ちなみにうんちはプー(Poo)です。)
採尿が終わったら、そのコップを看護師さんに手渡し、台(ベッド)に座り、先生を待ちます。
先生が来たら、台に横になり、子宮の状態をチェックします。
ジェルをおなかに塗って、心音を確認。
この辺は大体日本と変わりません。違いと言えば、日本のようなプライバシーに配慮した台ではなく、歯医者さん的な台で行うので、付添いの夫にもがっつり見えるくらいです。
チェックがおわり、簡単な状況説明をして、こちらの不安などを聞いて診察は終わりです。
受付で、次の診察予約をして帰ります。
④超音波検査(Ultra Sound) エコー
アメリカでは日本と違い、超音波検査(Ultra Sound)は産むまでの間に3回ほどしかしないのが一般的です。
日本では毎月の検診の際にエコー写真をもらえますが、アメリカでは、通常は毎回エコーはとりません。
…と私は聞いていたのですが、私は毎週検診に通い、そのたびにエコー写真を撮られました。
というのも、渡米直前の日本の検診では問題なしだった息子の体重が、アメリカでは低体重で要観察と診断されてしまったのです。。
遺伝子検査を受けることも推奨され、夫婦でカウンセリングを受けました。
ちなみにカウンセリングは、保険適用外で75ドル/20分程度でした。
結果的に問題はなかったのですが、最後まで、毎週診察に通い、エコー写真をもらったので、我が家には大量のエコー写真があります。
一般的にはエコーは3回ほどで、私の友人もみんな3回くらいでしたので、私はイレギュラーケースだと思います
話がそれましたが、ウルトラサウンドを行う場合は、主治医の先生ではなく、検査技師が別室で行います。
医師の診察と超音波検査は別扱いで、診察が無くて超音波検査だけのときは、主治医の先生に会いません
わたしは毎週超音波検査には通っていましたが、医師の診察は2週間に1度とかでした。
看護師、検査技師、医師、と分業がしっかりしているところは、日本と違ってアメリカらしいところだと感じました
⑤妊娠糖尿病検査(blood sugar test)
私は、渡米直前の日本の妊娠糖尿病検査で、再検査の数値がでてしまい、再検査を日本で受ける時間がなく、その診察結果を持ち渡米することになりました
初診の際に、そのことを先生に相談すると、糖尿病検査を受けるように指示を受け、その検査の予約をとりました。
これも、主治医の先生がその場で行うのではなく、また別の場所にある系列クリニックに別途予約をし、受けました。これも分業ですね。
検査内容はというと、甘い美味しくない液体(ゲートレードみたいなやつ)を大量に飲まされ、1時間ごとに何回も採血をされて3時間ほどそれを繰り返して終了しました
以上、簡単ですが、出産までの検診について書かせて頂きました。
ここまで読んでいただきありがとうございました!