今週は、好きな人に
沢山会えた週だった。
なんて、シアワセな
週末にとある街で、
彼が会社の飲み会が
終わる時間まで、
ネイルをしたりして
時間をつぶす。
「終わった。どこにいる?」と
メールが来たので、
「○○町近くの○○。
○ラ○タ○○の近くにいるよ~」と
返信すると、まさにその○ラ○タ○○の
真横にいたオトコの子。
大好きな音楽携帯プレーヤーを
しながら、木にもたれかかって、
待っていてくれた。
しかし・・・
なんか変??
なんだか「粉っぽい」し、
スーツ白いとこあるけど・・・
私がどうしたの?というより早く
「カタクリ粉食べた・・・。」
私:「なんで???」
彼:「会社の飲み会でゲームがあったの・・・」
そこから始まった彼の話は
本当に笑えた。
どうやら、会社の飲み会で、
お皿の上に敷かれたカタクリ粉の中から
アメだか、チョコだかを口のみで探す
ゲームを上司に命じられ、参加したのだそうだ。
「勝ったからいいの。」
そうだね~。
そうだけど・・・あんたは、出川か??
三十路なのに、
そこまで、カラダ張らなきゃ
いけないわけ??
「優勝したのは、そうさんのチームなんだ。。」
そうなんだ~。
(さすが、そうさん。。何でも出来るヤツだわ!)
「そうさんも真っ白だよ。」
私の大親友そうしゃんまで。。
そんな。。。
早速、そうちゃんにメールしなければ。。
「そうしゃん!
大丈夫?大丈夫??大丈夫???」と
お互いの家の近くに
移動する電車の中で
クレーニングに出したばっかりなのに
真っ白になってしまった
スーツやネクタイの「粉」を
取り除く作業をしながら、
おかしくて、おかしすぎて笑えた。
しかし、本当にシアワセだった。
前に好きだった男は、
「スーツ」と「靴」が命の男だった。
きっと、このオトコの子みたいに
自分のスーツが「真っ白」になって
しまったら、発狂するんだろうな。。。
一瞬だけ、そんな思いが
頭をかすめた。
なんだか「白っぽい」オトコの子と
ご飯を食べて、お茶を飲んで。
好きな人が変わると、
自分も変わるんだな~と思った。
スーツが命のオトコと
ご飯を食べていた頃は、
自分も洋服の汚れや洋服と靴の
組み合わせに敏感だった。
野球が好きなオトコの子と
お茶をしていた頃は、
ドロだらけのオトコの子と
お茶をすることに抵抗がなかったし、
自分もカジュアルな恰好をした。
今は。
真っ白なオトコの子は、
恰好に必要以上には構わないし、
粉まみれで現れたりするけれど、
色気とオーラーが本当に素敵なので、
何も気にならない。
粉まみれになって、
オトコの子は、上司や周りの人に
「この後、女性と会うんですけど・・・」と
言ったら、激しく笑われ、
「それで会って来い!」と
けしかけられたという。
お休みが明けて、週明けの会社で、
彼は、「その女性には、笑われました!」と
言うのかな~と私は粉のついたスーツと
彼を見比べながら、本当におかしくなった。
真っ白な彼は、
私に見てもらいたい展覧会があるといい、
とても興味深いものを紹介してくれた。
「展示の仕方が仕事の参考になるから」と
言ってくれ、私の仕事を心配してくれた。
本当に素直でかわいらしく。
そして、せつなく繊細なヤツだと。
ココロから思う