休日明けの

出勤2日目の夕方。


好きな人から、

「ちょっと癒されました」という言葉と共に、

素敵な虹の写メールをもらった。


本当にうれしくて、

とある駅の構内を歩いていたのだが、

笑顔と涙が溢れた。


片手に携帯を握り締めて、

笑い泣きの私ラブ


連休明けの都会は、

雨があがって、晴れ間が見えた時、

虹が・・・見えたのだそうだ。


しかし、私は、

その都会の晴れ間にかかった虹に、

気付いていなかった。


お休み明けの私は、

仕事がとんでもないことに

なっていて、ものすごくブルーだった。


初めてに近い感じで、

「ムリなの~」

「ダメなの~」と

好きな人にふざけた口調で、

仕事の愚痴メールを送った。


ふざけた口調じゃないと、

愚痴が言えないぐらいに、

仕事のモチベーションが

下がりまくっていたむー


しかし、私の好きな人は、

私以上に連休明けに仕事が

もっと過酷なことになっていて、

返信メールの内容の中の

彼の仕事の状況は、私なんか比べモノに

ならないくらいにひどい状態だった。


なのに、そんな返信にも、

対応が出来ない私。


好きな人のメールの中に

出てくる会社の先輩の言ったことが、

ひど~いと思いながらも、

返信をする余裕がなかった。


いつもなら、そんな内容のメールには、

即座に「ひどい!」「人でなし!」等と反応するのだが。。


正直、疲れていた。


そして、明け方に見た3本立ての

夢の内容がひどかった。


1つの夢は。


前に好きだった人と

同じ場所にいる私。


ずっと、前に好きだった人を

探している夢だった。


夢の中の私は、

「どうして、あんな人を探しているんだろう~」と

思ったり、「今は、あの人が好きなんだから・・・」等と

自分の内側に問いかけていた。


夢から目が覚めて、

ひどくココロがすさんで、

嫌なことを思い出し、

涙は出なかったが、かなり凹んでいた。


メールの返信をしないままに、

一生懸命に仕事をしていた私。


いつの間にか、

次の日の夕方になっていた。


その頃、彼は彼なりに、

メールの返信をしない

私の様子がおかしいことを

察したらしく。


虹のメールがやってきた。


短い言葉。

ただ虹の写メール。


私の好きな都会の海の上に

かかった都会の虹。


ただ、それだけのこと。


落ち込んでいるオンナの子を、

励ましたいと、

会社の高層階の窓から見える

「虹」を写メで写す三十路過ぎの男子。


想像すると、

結構、恥ずかしいと思う。


その思いがうれしかった好


私を励まそうと、頑張ってくれる。


そんなオトコの子が

現れるなんて。


あの頃は、想像だにしなかった。


好きな女の子に喜んでもらいたいと

虹の写真を送るなんて。



素敵じゃないか。

そう思ったしゃきーん



世の中で1日に何通のメールが

やり取りされるのか分らないけれど。


そんな中の1通が私宛に送られて、

私のココロを動かすなんて。


本当にシアワセ。


ありがとう。


私もあなたのココロが

動かせるように頑張るね。


GWの楽しい出来事を、

書こうと思っていましたが。。


とてもうれしいメールを頂いて。


今回はそのメールのことを、

書かせて頂きました。


好きな人。


ありがとう。


愛してます。