「充分にラブラブなんじゃないの?」


恋に悩む?私に、

親友のそうちゃんは、そう言った。


会う時間すら作れないのに、

ラブラブなの??

ちがくない?


そうとしか思えない私。


相手は、お休みの日も仕事して、

○留~○座へと打ち合わせの波を

泳いでいる人で。


どこがどうシアワセなのか。


本当に教えて欲しい。


「アイツなりに考えてるし、

○○○グ(私のこと)のことは、

大切だって。


アイツだって、○○○グいないと、

生きていけないって。


そんなに励ましてくれる人、

アイツの周りで他にいないでしょ。


そう思ってないと、3日音信不通だからって、

連絡するヤツじゃないよ。」


ホンマか?

そうちゃん!


思わず関西弁になる私しゃきーん


お休みに仕事してくれているオトコの子は、

移動中や打ち合わせの間に

沢山メールをくれる。


そんなにメールをくれる時間が

あるなら、会えたらいいのに。


そう思いながら、休暇中、

しばらく自宅を空ける私は、

家を片付けながら、

床にワックスを塗りながら、

料理をしながら、

そんなオトコの子のメールに

返信を打っている。


仕事のこと、新しく欲しい携帯音楽プレーヤーの話、

朝、○居の周りを走ったこと、

私には、走るのは無理なこと、

カラダは大丈夫?・・・・等など。


あんなに忙しくて、

あんなに公な仕事を沢山頑張っている人に、

会いたいとは決して言えない。


だけど、

本当はとても会いたい。


最近は、

夢の中で、ずっと好きな人に

抱きついている夢を見ている私。


とてもさみしいのだと思う。


夢の中の私は、好きな人のカラダを

離したら、私の前から、

いなくなってしまいそうな気がして、

私は自分のほっぺたを好きな人のほっぺたに

ひっつけて、抱きついている。


本当は私が彼に

しがみついていると言った方が

正しいかもしれない。


本当に会いたいと願い、思うと、

ナミダが出てきた。


一人で「会いたい」と口に出してみると、

もっとナミダが溢れた。


やっと、

この人のことを想って

ナミダが流れるようになった。


泣けるようになった。


「アイシテル」そうつぶやいたら。。


もっと、ナミダが溢れるだろうか。