眼と眼で

瞳と瞳で

真っ直ぐに

向かい合って

放たれて

受け止めて

めぐる想いのエネルギー

欲しかった想いの矢

君だけに

って言っているような

私だけに放たれる

想いの矢


ちょっとだけ大胆に


ちょっとだけスキンシップ


それでも自分を出せないで


閑かに大人しく


会話に交じる意思もなく


ただ客観的に聞きつ微笑む


こころの何処かに負った傷


その傷ついたこころの何処かが


癒えるその日はいつか来る



帰り道


久しぶりに一緒に走る


別れ際


窓開けて


ちゃんとこっちを見てくれてたね


ちょっと惚けたような顔のあなたが


なんともほっこりしちゃったから


こっちを見てくれていた


そんなあなたが嬉しかったから


バイバイ


っていつになく真っ直ぐに


自分でも驚くほど心ひらいて


口をついて出ていたよ


でもちょっと小声だったから


あなたに届いていたかしら


手を振る私を見送るあなたの


その表情を見届けることも出来ずに


アクセルを踏むその胸のうちには


慶と嬉しさと誇らしさとやすらぎと


愛しさと確信と煌めきと疾走感