『The Last of Us PartⅡ』



この物語が世界中に解き放たれてから、数日が経ちました。


プレイしてクリアされた方々もいらっしゃるとのことで、こちらにも認めていきたいと思います。(※この記事そのものにネタバレなどはありません。)


と、言いつつです。


前作から今作への想いの丈は


PS blogさん(※一部ネタバレを想起させる内容が含まれます)




現在発売中の『週刊ファミ通』(7/2号)など






様々な媒体でお話させて頂いたので、そちらをチェックして頂けたらなと思いつつ・・・


前作から本作のリリースまで7年。


作中の中でも5年の月日が流れました。


続編の制作が決まったとき、本当に嬉しかったですし、これもひとえに、この物語に触れ、愛情と情熱を注ぎ込んで下さった、世界中のユーザーの皆様と、そして、開発チームをはじめとする関係者の皆様のおかげだなぁと思い、心から感謝しておりました。


しかしながら、今作に向かっての期待であったり、前作を上回るような内容となると、ハードルの高さを感じましたし、覚悟なくしては乗り越えられない物語になるであろうと、より一層、身の引き締まる想いも同時に生まれて・・・


なんてったって(あくまで私の中での話ですが)前作で完成されてますし!


うーん、完成と言ったら、語弊があるかもしれませんね。


物語として未完ながらも、その結末には想像の余地があって、一つのものとして、仕上がっていたように思うから。


その上での、今回の続編ですよ。


過酷さで言ったら極まっています、本当に。


内容としても、とても挑戦的なものになっていると思いますし。


「復讐」が大きなテーマとして一つ掲げられているのですが、それを憎しみだけと捉えたら辛いものに・・・いや憎しみだけの方が、割り切れたかもしれません。そう感じるのは、その憎しみを抱くほどの愛情があるからこそで。


うん。


プレイされる皆様は、たくさんの人の想いと、愛と憎しみと、向き合っていって下さい。(バーーーーン!!


この7年間。


世の中と自分自身。


変わったこともあれば、変わらなかったこともありました。


そうした中で、この物語を世界中に届けることというのは、本当に、ほんとうに、有難いことだと思います。




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🏆PlayStation®Awards🏆 . 12月3日。 . PlayStationの四半世紀。 . PlayStation®Awardsにて『The Last of Us Remastered』が25周年記念ユーザーズチョイス賞を受賞しました。 . 25年の歴史の中で、数多あるタイトルの中から、こうしてユーザーの皆様に選んで頂ける… . そして、そんな素晴らしい作品に携わらせて頂いている… . なんて、光栄なことなのだろう。 . いつも頂き物ばかりだから、何か少しでも皆さんにお返しがしたいと、常に思っていて… . そんな最中(さなか)授賞後すぐに最新作『The Last of Us PartⅡ』のトレーラーが公開となりました。 . これまでジョエル-みなさん-から頂いたすべてにお返しできるよう、今の私のすべてを注ぎ込んで挑みました。 . 受賞後の石立さんのスピーチに、とめどない想いが溢れてきて… . この瞬間を、チームの皆さんと共に分かち合えて、心から嬉しかったし、すべての人の功績が讃えられた瞬間でもあって、こう賞として、証として、残るって、やっぱり大切で、必要なことなんだと思いました。 . 写真は、日本語版のチームの皆さんと! . めちゃいい顔してるでしょ。 . 2枚目は『The Last of Us』チーム、3枚目は『The Last of Us partⅡ』チームで。

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これは、昨年のPlayStation Award 2019のときのもの。


そして・・・


今作の収録の大団円を迎えたときのもの!!



みんなでハッピとマスクを纏って!!


左から、ディレクターの羽田野千賀子さん、私、SIEの谷口新菜さんと大島陸さん。


スタジオの、この番号、奇しくもエリーのオーディションを受けた場所なんです。


このあと、音響制作の方々、ミキサーチームの皆さんも交えて一緒に写真を撮りました。(バックのタイトルにお心遣いを感じますね…)


前作から担当して下さっていた方々から、今回から参加して下さった方々といらっしゃってもちろん共演者の皆様もそうですし、現地の素晴らしい開発チームとキャストの皆様のおかげで、7年間、エリーとして共に歩むことができました。


そして、ジョエルという名の、ユーザーの皆様によって、エリーは、この世界で救われ、生きていくことができました。


The Last of Us』を通じて、エリーを演じて出逢えたすべての人々、感情や感覚に、伝えきれないほどの感謝を込めて・・・。