TVアニメ『フルーツバスケット』1st season ～宴を始めましょう～SPベント
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一夜明けて。
昨日の余韻が残るまま、朝を迎えました。
素敵なお写真を頂いたので。
みんなに、おにぎり、お裾分け。
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『フルーツバスケット』
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皆さんにとって大切な物語。
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どこか、あの頃のまま、大切に閉まっておきたかった自分が、いなかったわけではありません。
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だけど、透の声を聞いて、みんなの声を聞いて、ようやく紅葉として、声を、言葉を、想いを紡ぐことができて…
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それでも、皆さんに届くまでに、まだ強張っていた自分もいて…
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だけど、大切なものだからこそ、閉まっておいてはいけないと。
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自分にとっても大切なものが、時を越えて、誰かにとっても大切なものになる。
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なんて、素敵な巡りなんだろう。
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今『フルーツバスケット』を開いてみると、あの頃のまま変わらず、そこに居てくれるんですよね、透たちが。
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あのとき感じた想いは、もちろん、それ以上に抱くようになった想いというのも、あって。
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それは、今だからこそ、感じることができたもの。
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だから、今、此処に、紅葉として自分が携わらせて頂くことの意味を、改めて実感したんです。
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昨日の宴で、これからの物語のキーワードの一つとして"戦い"という言葉が掲げられていました。
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それは、紅葉にとっても、同じです。
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大切な家族を見守るために。
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大好きなあの子を守るために。
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強くなりたい。
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この物語が完結するまで、いや、そのあとも、たくさんの人に『フルーツバスケット』が届きますように。
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