久しぶりの更新になってしまって、すみません。
更新しない間に、一つ歳を重ね、気づけば、師走。
たくさんの終わりと、それ以上の始まりに、日々、向き合っているのですが…
感謝!!
感謝が足りない!!
もっと感謝を伝えなくちゃ!!
ここでよ!!
なんで、半年以上も、更新しなかったんだよ!!
ごめんなさい!!←
本当はね、言葉を伝えるのに、すごく時間がかかるんですよ。
書き文字は特に。
ここだと、文字制限…あるけど、4万字だから、あってないようなものだから。卒論レベルだから。
書こうと思ったら、書いてしまいそうだし、それを読む身にもなって、というか、なんというか、ああ、これだよ、これ。
こういう時間。こういう文字数。モノローグ(心の声)垂れ流しすぎなんですよ。
だから、まとめるのに、とても時間がかかるし、日々、伝えたいことは、もっと大切なことで…
うん、だって、今日、久しぶりに書こうって思い立ったのも、初心に戻る機会があって、それを通じて、感謝を伝えたかったからなんだもん。
なので!
ここからが!
本題!
です!←
はい!←
ええ、その、初心に戻る機会というのがですね…
グワィニャオン『六月の斬る』
まず最初に
ご来場いただきました皆様
劇場に想いを届けて下さった皆様
"誠"にありがとうございました!
終演後、直接、ファンの方々からお話を伺う機会がありまして、遠いところでは、静岡から、広島からと、全国各地からお越しいただいていたとのこと…。
本当に、ほんとうに、ありがとうございます。
そんな中、私が出演させていただいたのは、千秋楽だけという、なんとも申し訳が立たない状況。
しかし、それでも、今回、有難いことに、出演のオファーをして下さったんです。
というのも、このストーリーは10年前に遡ります。
私が声のお仕事を始めるよりも前の話。
初めて舞台に立たせて頂いたのが、この劇団。
グワィニャオンでした。
演目は、『池田屋・裏』。
役は、近藤勇の養子・近藤周平。
今でも鮮明に覚えている。
クライマックス。
大立ち回り。
「誠」の文字を背負い
飛び込んでいった、あの風景。
あれから10年。
なにかの巡り合わせか
『池田屋・裏』の先の物語。
アツくって
あったかくって
笑いが絶えなくって
涙が出てきちゃって…
『六月の斬る』
瓦版妹として、この場所に帰ってきました。
これまで、お仕事をさせて頂いて、何物にも代え難い経験を、たくさんさせて頂きました。
初めて舞台に立たせて頂いたこの場所に「少しでも感謝の気持ちをお返しできたら」と挑んだ、初日であり千秋楽。
ってね、一丁前に、そんなこと言いつつ、幕が上がるまで、いや、出番がくるまで、いやいや、何なら喋り出す寸前まで、とてつもない緊張していたんですよ。
なかなか稽古にも参加できず、ゲネプロもしていない状態で。
マチネが初めてだったんです、流れの中で、通して演じられたことが。
いざ、本番、その瞬間を迎えてみると、身体が、心が覚えていて、勝手に演じはじめて…
無我の境地…!!
だけど、そう在ることができたのも、皆さんのおかげなんです。
楽屋に迎えにきてくれる兄がいて
舞台袖で送り出してくれる仲間がいて
出番を終えて戻ってくる度に
「うまくいったね!」
「よかった!」
「もう大丈夫だよ!」
見守って
激励して
抱き締めて下さる皆さんがいて…
笑い声、涙をすする音、たくさんの拍手…
お客様、一人、ひとりのお顔…
劇場に入ってから、大きく変わったものがありました。
それを実感できたんです。
本当は、ほんとうはね、出来ることなら、もっと皆さんと過ごす時間が欲しかったし、その中でじっくり築き上げていきたかった。
けれど。
うん。
遅くはなかったみたいです。
瓦版兄/松下勇さん
本当に苦労を掛けました。
稽古のとき、きっかけや動きなど、すべて写して下さって。
開場寸前まで稽古に付き合って下さって。
本番も出番のときには、いつも迎えに来て下さって。
最後のシーンは、妹一人のシーンだったのですが、実は松下さんが袖で送り出して下さったんです。
何か感謝の気持ちを示したかった。
だから、最後のシーンで、お兄ちゃんの帽子を被って出ていったのは、アドリブです。
快く帽子を貸して下さいました。
「連れていってください。連れていってやりましょう。」と。
兄の想いを受け継いで、一緒に連れて行きたかったんです、あの場所に。
本当のお兄ちゃんのようでした。
ずるいんです、絶対、あそこ、笑っちゃうんです。出てくるだけで、観客の笑いを独り占めしちゃうんです。ずるくないですか。大好きです。
『残響のテロル』で初めてご一緒させて頂き、以降、海外ドラマ『RUNAWAYS』の吹替えなどでご一緒させて頂いております。ビバ☆おでこ族。
まだお伝えできないのですが、あの作品、この作品でも…。
「御縁が続いて嬉しいなぁ」と、今回の共演を喜んでくださって…本当にチャーミングな優しいウォロさんです。なんでウォロというのかは、わかりません。
千葉さなこ/佐古真弓さん
これまでに共演させて頂いたことはあったのですが、タイミングが合わず、直接お会いできたのは、今回が初めてで。
いやはや、なんと美しい方なのでしょう。
そして、お優しく、温かく、たくさんお心遣い頂いて、どれほど救われたことか。
初めてお会いした顔合わせのときから、安心感が止まりませんでした。心強いんです、本当に。
出会って間もないですが、大好きです、マジで。
有難うございます。ありがとうございます。
いやはや、出会えたのが、この『六月の斬る』で本当に良かったです。
10年ぶりの再会。10年ぶりの共演。
「めぐみちゃんと同じ顔する!」と言って、一緒に写って下さいました。好き。好き。大好き。
ツーショットを一緒に撮りそびれて、自分の手元にはないのですが、桜咲千依さん、宮崎重信さん、尾形雅宏さんも、10年ぶり。
お会いしていなかった時間も、なにかと作品を見て下さっていたり、ずっと見守って下さっていて…。10年前にご一緒させて頂いた方々も、客席側に…。
グワィニャオンには、どうしてこうも、アツく、あたたかく、素敵な方々が多いのだろう。
皆さんのお顔を見ると、ただそれだけで、笑顔と涙が溢れそうになるんです。
グワィニャオン、尊い。皆さん、大好き。
勝平さんとは『HUNTER×HUNTER』にはじまり『まじっく快斗』でもご一緒させて頂きました。
今回、舞台での共演は初めてだったのですが、勝平さんの素敵な笑顔と真剣な表情、稽古場での立ち振る舞い、お芝居との向き合い方に、たくさん学ばせて頂きました。
本番の朝も舞台上で「おはよう!」と笑顔で手を振って下さって…改めて、この座組に、劇場に「いらっしゃい!」と迎え入れていただけたような気がして…心が救われました。
なんてチャーミングで、なんてエネルギッシュで、なんてパワフルな方なのだろう。本当に、素晴らしいお方です。
斎藤一/咲野俊介さん
声のお仕事でご一緒させていただいておりましたが、舞台での共演は、10年前の『池田屋・裏』ぶり。
10年前から、咲野さんは、飛び込んでいった私を、真摯に受け止めて下さって。
どんなときも、まわりを見ては、気を配って下さって。本当に尊敬しております。
ホント、かっけぇんすよ、咲野さん。
それから、再会を果たしたのは、声のお仕事。忘れもしない、海外ドラマ『Once upon a time in America』の吹替え。収録後にご馳走になったナポリンタン。美味しかったなぁ。
そこから『逆転裁判5』で夕神迅と希月心音として、『残響のテロル』では柴崎とハイヴとして共演させて頂き、有難くも御縁が続いて、今も現場で一緒だったりします。いつも咲野さんの背中を見つけると、その度に抱きつきにいきます。
ホント、かっこいいんだ、咲野さん。
咲野さんと私、出会って10周年。大好きです。
西村大佑さん
グワィニャオンの主宰者であり、脚本を手がけ、演出なんかもしちゃう、スーパーマン。
10年前は『池田屋・裏』で近藤勇役。お父さん役でした。
西村さんの描く物語の中で、呼吸できる喜びったら、もう。
出演者36人いる中、それぞれにちゃんとストーリーがあって、託された余白と、感じる余韻が心地いいんです。涙も笑顔も、すべて救って、持って行って下さるんですよ、客席の奥の方まで。
たくさんご迷惑をお掛けしながら、ご配慮いただいて、今回、瓦版妹として、携わらせた頂くことができました。感謝が果てしないです。
立ち回りの西村さん、かっこよかったでしょ。
かっこいいんですよ、本当に。大好きすぎます。
なんで、グワィニャオンが、こんなにもアツくて、あったかいのか、それは、このお方が主宰だからなのだと思います。
西村さん、アツくて、あったかいんですよ、本当に。だから「類は友を呼ぶ」というと、少し語弊があるのかもしれませんが、同じエネルギーを持つ人たちが、ここに集まってくるんだなと、今回、改めて感じたのでした。
ここにしたため切れていないほど、本当にたくさんの出会いがありました。
劇団員の皆さん、客演でご一緒させて頂いた方々、今回、舞台が初めてな方もいらっしゃったり、スタッフの皆さんも、優しく接して下さって、本当に素敵な方々ばかりで…また、此処には認めきれないので、ゆっくり、じっくり、綴りますね。
ゆっくり。
じっくり。
や、ほんとうに。
もっと、ゆっくり、じっくり、皆さんと稽古と本番と共にして、しっかり築き上げたかった。
日頃のお仕事と両立しながら、舞台を作るって、本当に大変なことなのだなと、実感したと同時に、両立されている方々は、本当に凄いのだなと、尊び、敬い…。
けれど、そんな大変なときにこそ、人は「大きく変わる」ことができるのかもしれないとも、改めて、実感したのです。
基本、ポジティブな方だけど、やっぱり人だもの。
どこかで、燻っていたり、荒ぶっていたり、落ち込んでいたりするもんですよ。
だけど、そんなことも、全部、とりあえず、忘れて、すっぱーーーんって解き放てたのが、今回の公演でした。
だから、なんか、もう、逆に、無敵です!笑
舞台を観に来て下さるお客様にとっても、どこか、そうであってほしいなと思っていて。
日常で、悩んだり、思い通りにいかなかったり、苦しいことも、悲しいことも、そういうの、一旦、全部、置いておいて、目の前で繰り広げられている芝居に、没入して、笑って、泣いて、デトックスしてもらえたら、嬉しいなって。
今回ね、新たに思ったのです!
最後は、そんなお客様たちへの感謝を、改めて伝えて…
この度は、グワイニャオン、平成最後の公演!
『六月の斬る』にご来場いただきまして
誠に、まことに、有難うございました!
素敵な贈り物もありがとうございます!
ちゃんと受け取らせて頂きました!
ただいま出先にて、お写真におさめられていないのですが、どの贈り物も、大切にさせて頂きます!
結局、長くなってしまったな…。
ごめんさい!
日付またいで、結局、24時間が経とうとしている…。
ひいいいい!
来年の目標は
伝えたいことを
簡潔に!
確実に!
伝えること!
よし、これだ。
おわる!笑