いくつもの巡あわせが重なって、此処に…

. 超進化ステージ『デジモンアドベンチャー tri.〜8月1日の冒険〜』

A post shared by 潘 めぐみ (@han_meg_han) on






あれから18年という歳月を重ねて、舞台でデジモンを観られる日が来るとは思ってもみなかった。


だけど、今だからこそ。


大人になった、今だからこそ。


舞台で観ることができて、本当に良かったと、心からそう思った。




81日。




この日を迎える度に


あの頃を思い出して


あの頃に戻りたくなって


変わらないもの


変わっていくものがある中で


もっと大切になっていって




きっと、それは太一たちにとってもそうで、デジモンを愛する自分にとってもそう。


あの頃と、自分と、誰かと、向き合おうとする。


そんな彼らの姿にグッときては、自分を省みた。



ーデジタルワールドは、自分を映す鏡。



だからこそ、目の前で繰り広げられる世界を、舞台と客席、向かい合った形で観られたのは、大きかった。


舞台で、あのデジタルワールドを、デジモンを、どのように表現するのか、気になっていたけれど、想像を遥かに超えていて。


今回、デジモンたちは、人形とそれを操るアンサンブルの方々によって、舞台中を駆け回るのだけれど、これがまた凄い。


操るというよりは、そこに生きているような。


人形だけでなく、その人の姿や表情までが、デジモンそのもので。


心ごとパートナーに寄り添う、あの空気感は、まさに




マンがモンにしか見えない。




つまり「一心同体」と言いたかった。




そのデジモンの進化の演出もね、本当に感動した。


時折、オーバーフローする記憶の見せ方も、憎い。


と、まあ、いろんなこと書いちゃってるけど、




「太一ぃ




アグモンが太一を呼ぶ。


あの声で、もう、ダメよ。


そこに、アグモンの姿。


もっと、ダメよ。



終いに、あのイントロたちが流れたら、もう、ね。




あー、なんか、もっと上手いこと書きたいんだけど、想いが溢れてしまって、取り留めもなくなってしまうな、いつも。




{04FD2674-F180-482A-9FF3-EB043EE22252}




舞台で八神太一役を務めた、松本岳さん。


がっくんとは『手裏剣戦隊ニンニンジャー』でご一緒させて頂いたんだけど、彼が出演する舞台を観させて頂いたのは、今回が初めて。


その舞台がデジモンで、がっくんが太一で、本当に良かった。


がっくんも、当時、デジモンを観ていた世代。


色んなことを話した。


手元にある育成中のデジモンを見せてくれてね。


この日は、ニンニンジャーで一緒だった、ひーくん(多和田秀弥さん)も来ていて、デジモン話に花を咲かせたよ。



{5DB25A69-055F-4A79-A5A3-2A4334E39313}



高石タケル役の野見山拳太さん。(左)

パタモン役の池田謙信さん(右)


お二人もまた、デジモンを観てきたそうで。


がっくんをはじめ、野見山さん、池田さん、キャストの皆さんが、デジモンを観てきて、育ててきた、という話を聞いてね。


もしかしたら、そのときから選ばれし子供たちに、そのパートナーになる運命だったのかもしれないって。


そんなこと思っちゃった。



{DD677835-C0C0-443D-B0CE-8593A968A642}



そう、この日の終演後、実は、宮崎歩さんとAiMさんのミニライブがあってね。


M-1brave hearttri.Ver


M-2The last element


M-3keep ontri.Ver


M-4.スタンド・バイ・ミー~ひと夏の冒険~


泣いた。


お写真を見てお分かりの通り、この日の公演には、パルモンの声を担当されている山田きのこさん(お手元には、きのこの傘…!)、そして、親友(と思っている)の松澤千晶さんもいらっしゃってね。


泣いた。


もう、この日は、あの頃に帰って、泣いた。


それを許してくれる時間だった。


デジモンたちは、いつもそばにいて。


共に生きて、共に戦って、共に


大人になって、もう一度、デジモンに教えてもらった、大切なこと。


是非、多くの方に劇場にお越し頂けますように…




{A6EC30ED-B1BE-4F8F-BEA2-3F43FF136693}