丸山正雄企画プロデューサーの出身地でもある、宮城県塩竈市。
デビュー当初からお世話になっている、いわば、恩師の故郷に、映画『この世界の片隅に』を共に持ち帰ることができる。
このような素敵な機会にご一緒させて頂けるなんて、本当に有難いこと。
当日の朝、東京を出発し、仙台から塩竈へ。
二度目の仙台、初めての塩竈。
前回、仙台へ訪れたのは、昨年の11月。
このときも、映画『この世界の片隅に』の舞台挨拶回りで、片渕須直監督と丸山正雄企画プロデューサーと共に。
そのとき、登壇者でポスターにサイン書きをしたところ、丸山プロデューサーが塩竈の出身であることをお書きになられたそうで。
そのメッセージがきっかけで、今回、塩竈遊ホールでの上映会が実施される運びとなったそうです。
なんという御縁なのでしょうか。
「ありがとう、この世界の片隅に…」
すずさんの、あの言葉をお借りしたくなってしまうような、御縁の巡り。
上映会は、午前の部、午後の部と、大盛況。
同郷である、山寺宏一さんからの映像メッセージもあって、会場は大盛り上がり。
山寺さん、素敵なメッセージ、有難うございました!
会場には、地元である塩竈から、仙台から、さらには遠方からと、たくさんのお客様にご来場頂きました。
中には、丸山企画プロデューサーのご家族、同級生の方々もいらしてね。
実は、昨年に仙台を訪れたときも、今回の塩竈も、丸山企画プロデューサーのご家族のご協力のもと、執り行われたのです。
仙台〜塩竈間のアテンドにはじまり、イベント中、イベント後にも、たくさんのお心遣いを頂きました。
本当に有難うございます。
お写真は、左手前から、丸山正雄プロデューサー、司会を務めて下さった丹野六右衛門さん、私。
この窓辺で撮影したのには理由がありまして…
遊ホールの斜向かいに、司会を務めて下さった、六右衛門さんのご実家のお店『 丹六園 』があるからなのです。
心温まる クラシオ の記事を見つけたので、載せておきますね!
六右衛門さんの、この笑顔、素敵です!
そして、上映後には、サイン会がありました。
お一人、おひとりのお顔を見ながら…
握手を交わしながら…
『この世界の片隅に』への想いであったり…
日頃、様々な作品を観て下さっては…
応援して下さっている方もいらしてね…
本当は、この作品を、この声を通じて、少しでも笑顔のきっかけになれたらと思って、6年前にできなかったことを、この地で出来たらと、そう思っていたのに…
逆に、元気を頂いてしまったんです。
だから、なんでもしたいって思ったんです。
今、此処にいることで、私にできることを…
今回、この上映会が行われる運びとなったのも、何より、この日のために、ご尽力下さった、塩竈市の皆様、遊ホール協力会の皆様、応援する会の皆様のおかげ。
塩竈市遊ホール@yuu_hallまた、市民ボランティアのみなさんの力をお借りし、丸山さんや映画に関する貴重な資料や、戦時下の塩竈に関する資料の展示、映画の舞台呉の紹介コーナーや映画に出てくる戦時中の食事再現コーナーなど、充実した上映会を開催することができました。… https://t.co/vVwSmwOeOQ
2017年06月26日 16:16
会場には、有志の方々による「すずさんの食卓」もあってね。あの楠公飯も堪能できたとか。
たくさんの愛情と思い遣りが詰まった上映会となりました。
本当に有難うございます。
丸山企画プロデューサーのお話を伺ってみると、当時、塩竈には7館も映画館があったそう。
今では、映画館がなくなってしまったことで、地元の劇場という環境で、作品に触れるという機会がなくなってしまったと。
だからこそ、そのために、今回、この映画を持って、帰って来たのだと。
そのお話を聞くだけで、もう、胸がいっぱいに。
この場に立ち会えたこと、本当に幸せに思います。
この世界の片隅から
この世界の片隅に
「ありがとう」を…
この日、ずっと、傍らで見守っていて下さった、クサカベサッキさんのイラスト。
ご本人もいらして下さって、直接、御礼を伝えることができました。
今回、塩竈に滞在できたのは、残念ながら、一日だったのですが、その中で市内を案内して頂いたので、また後日、レポートしますね。
塩竈、本当に素敵なところでした。
「また来るけぇねぇ〜!」