今年、初めての桜は、食事の席で。
食事の相手は、母と、そして…
母の恩人であり
私の恩人でもある
野村道子さん。
母にとっての、母のような存在。
道子さんと、そして、内海さんとの出会いが、母を声の仕事へと導いてくれたのだ。
いま、私がこうして声の仕事をさせて頂いているのも、母が起因しているわけだけど、その母が、この仕事をはじめたきっかけが、道子さんであり、内海さんで。
だから、必然的に、母の恩人は、私の恩人。
もしかしたら
もしかしなくても
母が仕事をする傍らで
私が生まれてこられたのも
道子さんと内海さんのおかげ。
有難うございます。
ありがとうございます。
その感謝の気持ちを込めて、少し早いけど、道子さんのお誕生日をお祝いすべく、桜の下、集ったのでした。
お祝いする側だったのに…
道子さんからもプレゼントが。
キティーちゃんの腕時計。
「ずっとめぐちゃんに渡そうと思ってたの」
箱に目を落とすと「'10 」の数字。
2010年。
これまでのことを思い偲んで。
なんかね、込み上げてくるものがあったんです。
改めて、感謝の言葉を伝えました。
「道子さん、ありがとうございます」
その一言に、すべてを込めて。
この日は、深い時間まで、色々な話をしました。
私の知らない母の話なんかもして下さって。
いま此処にいることの有難みを噛み締めた夜。
道子さん、改めまして、お誕生日おめでとうございます。
そして、本当にありがとうございます。