桜も散って、葉桜、そして、季節は初夏へ。
レコーディングのとき、一度、通して歌った後に「じゃあ、今度は、キリオとして、歌詞を音読してみましょうか」というディレクション頂いてから歌わせて頂きました。
今年も、見上げたな、桜の木。
今年も、歩いたな、この道を。
奇跡的に撮れた一枚。
この桜の写真を眺めていると
このシーンが浮かんでくる。
『うしおととら』
TVアニメは、昨年の放送を経て、この春、放送を再開。
桜の季節に、この物語から始まるなんて。
憎いねぇ。
粋だねぇ。
いやはや、アフレコ現場でも、胸を締め付けられる想いでした。
そんな第弐拾六話。
セカンドシーズンの初回とも言える、この話数。
引き続き、キリオ役として出演させて頂きました。
見て、この表情。
愛おしい。
こんな風に微笑むようになったんだね。
前期と比べてみても良いかな。
before
after
何があったかっていうと
まあ、真由子ですよ。←
いや、もとを正せば、潮なんだけど。←
事の発端は、斗和子なんだけど。←
しかし、怖いね、斗和子。
話を十一行目（改行部分は含まない)に戻すね。←
そうそう、セカンドシーズンのね、初回。
なんと
絵コンテに、神志那弘志さん！
TVアニメ『HUNTER×HUNTER』の監督！
うしとらには、前期から参加されていたのですが、ご一緒できたのは、今期、この回が初めて！
嬉しかったなぁ。
嬉しかった。
この『うしおととら』監督である西村さんをはじめ、うしとらの作り手の皆さんの中には、ハンターでお世話になった方々が、たくさんいらっしゃって…。
ご縁というものは、不思議なものでな。
「うしおととら」の原作者様であられる
藤田和日郎先生とも
何度かお会いする機会があってな。
初めてお会いしたのは、ファーストシーズンでキリオが初登場する直前で。
そのときにね、家宝を頂いた訳です。
キリオと私宛に。
九印に、とらまで。
このときのキリオは、まだ斗和子をママと慕って止まないとき。
藤田先生からキリオにまつわる沢山のお話を聞かせて頂いた後
「このあと、キリオがヒーローとして帰ってきた、そのとき、もう一度、彼を描かせて下さい。」
と仰って頂いてからセカンドシーズンを迎えて…
描いて下さいました、その後のキリオ。
なんて贅沢な。
ありがたやあ。
ありがたやあ。
どこか大人びた表情をしております。
笑みも和らいだというか、また以前と違った温度を感じるというか…。
そうそう、こちらのイラストに藤田先生が書いて下さった、キャラソンについてですが…
どーんっ！
こちら好評発売中です！
キリオとして歌わせて頂いた『生きる証』。
この楽曲は、CDのジャケットのビジュアルからも察するに、まだうしおたちと対峙していたときのキリオの想いが綴られたもの。
レコーディングのとき、一度、通して歌った後に「じゃあ、今度は、キリオとして、歌詞を音読してみましょうか」というディレクション頂いてから歌わせて頂きました。
ーそれがぼくの生きる証。
是非、聴いてみて下さい。
いやはや、全曲、キャラソンらしいキャラクターソングになっていて、素敵なアルバムなので、こちらのクロスフェードだけでも聴いてってやー！
いやはや、こちらのね、キャラクターソングのお話をね、直接、藤田先生から伺う機会がありまして…
それも…
藤田和日郎先生のお誕生日当日に…っ！！
藤田和日郎先生のお仕事場で…っ！！
これこそ…
週替わりの奇跡の神話ァァァアッ！！←
ということで…
蒼月潮役の畠中祐さんと共に駆けつけて参りました！
藤田和日郎先生、お誕生日おめでとうございます！
どこまでもパワフルでエネルギッシュな藤田先生。
この日も、時間を忘れて、終電を忘れそうになるまで、楽しい時間を過ごさせて頂きました。
お祝いに駆けつけたはずなのに、逆にこちらがもてなして頂いてしまうという。
ありがとうございます。
おめでとうございます。
ありがとうございます。
いやはや、実は、藤田先生の仕事場にお邪魔させて頂くのは、今回で2回目なのですが、この日、初めてアシスタントの方々にお会いすることができました！
アシスタントの皆様とも沢山お話させて頂き、お心遣いまで頂いて…
とっても
あかるくて
とっても
あたたかいところでした。
この場所から『うしおととら』は生まれたんだ…。
さあ、TVアニメもいよいよクライマックス中のクライマックス。
本日は、TOKYO MXにて22:30～第参拾六話の放送です。
各局でのオンエア情報は、こちらをチェック！
ラストスパート、どうぞお見逃しなく…！