発酵と腐敗は化学反応でいえば同じメカニズムなのに、人間に有益であれば「発酵」に、有害となれば「腐敗」となる。
人間主体で考えること自体が良いかどうかの議論はあるとして、人間が自然界にとっても良い存在になれるのは「腐敗」より「発酵」で、どうやったら食べ物だけでなく、私達の生きる環境全体が発酵できるのだろうか?と考える日々である。
腸内環境が重要なのは周知の事実で、藤田紘一郎先生の言葉をお借りすれば、「腸は第二の脳である」とのこと。
腸内細菌については3種類の菌のバランスゲームだ。善玉菌、悪玉菌、日和見菌が無数存在している。言葉通り日和見菌は強い方に傾く。善玉菌優勢環境では日和見菌が善玉菌に傾き、逆もしかり。一番数の多いと言われる日和見菌がどう動くかは善玉菌と悪玉菌のバランスによる。強烈の悪玉菌がいればそれに毒される。
日常から乳酸菌などの善玉菌を増やしておくことが重要なのも納得できる。
腸内環境だけではなく、私達の環境も同じことが言えると思う。
新しい場所に足を踏み入れた時、「あ、気がいいな」と思う時は場が発酵している時。そこで交わされる言葉や情報も前向きなことが多い。人生いかに長く発酵している場で過ごせるかが、私の課題。笑顔が溢れる場。ポジティブな言葉、ありがとう、嬉しい、楽しいが飛び交う場。そんな時に、発酵しているなぁと感じる。