こんにちは
パリで2歳差姉弟育児中
megの育児日記です
桜ちゃん 4歳0ヶ月
にこちゃん 1歳4ヶ月
パパ多忙につきほぼ週７完全ワンオペ育児。
てんやわんやドタバタな毎日を
知恵と工夫とガッツでサバイバルしています
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フランスでは外出禁止令のルールはどんどん強くなってきている中、
我が家の2人の子どもたちのストレスもどんどん高まってきております
マクロン大統領は、毎度のテレビ演説で
「これは戦争だ！(Nous sommes en guerre!)」
と連呼していらっしゃいますが、
本当にその通り。
みなそれぞれに、戦っている日々です。
特に医療関係者の方々は、不眠不休で仕事をされているとのこと。
本当に頭が下がります。
何か自分にもできることはないだろうかと考える日々ですが、
私はなるべく外出を減らし、自分たちや周りの人たちの感染のリスクを減らすことが、何より1番今やるべきこと。
そして、家族が少しでも明るい気持ちで過ごせるようにすることかなと思います。
(寝かしつけ前に理不尽に怒鳴ってしまい、絶賛反省中・・)
さて、外出禁止令が出てから、
判断に困っていた「子どものお散歩はどこまで許されるか」問題
周りのママたちも(日本人もフランス人も)みんな迷っているようでした。
「犬の散歩は許されるのに、子どもの散歩がNGなのは理解できない！」
という意見もあれば、
「外出する人を減らすことが、感染拡大を止めるために1番必要なのだから、とにかく子どももダメでしょ！」
という意見も。
みんなが判断に困っているからか、今週に入り、
「1日1回、1時間以内、自宅から1キロ以内ならば、子ども連れてのお散歩OK」と政府が明言しました。
(最近はニュースをちゃんとじっくり見る余裕がなくて、私の情報のソースは夫か、ママ友か、日本大使館の緊急メールのみです。なので、ここにもあまりきちんとしたことは書けないかもしれないのですが、あくまで私が得て理解した情報ということでお読みいただけたらと思います)
)これを守れば、子どものお散歩に出かけても、罰金ではないということにはなります。
狭いアパルトマン住まいの我が家にとっては、子どもたちのストレスを発散させるためにとても助かります
建物の裏庭で遊ばせることもできるけれど、
あくまで共有のスペースなので、長居はできないし。(ここでも住人同士が会わないようにしないといけないので、気を遣います)
)でも、だからといって毎日お散歩に出かけるのは気がひける。。。
みんながみんな、ご近所にお散歩に出かけたら、絶対に幼稚園のお友達にばったり会ってしまったりして、子どもたちも一緒に遊びたがるかもしれない。(そうなるととても厄介
)
)そもそも、罰金ではないなら出かけていいというのも、違う気がします。
もちろん指標のひとつにはなるけれど、
今必要なのは、
感染拡大をストップさせること。
だから、そのために、出歩かない。
人と人との接触をとにかく減らすということ。
そこを忘れて、自分の都合の良い捉え方をしたらいけないなと思っています。
よし。
お散歩に出かけるのは、
本当に本当のピンチが訪れた時だけにしよう。
どうしても、にっちもさっちもいかなくなった時だけにしよう。
そう決めました
さて、我が家のパワーありあまる4歳児+とにかく歩きたい1歳児。
家の中でなんとかエネルギーを発散させるべく、
この10日間ほど、あらゆる策を試してきました。
YouTube見て踊らせるとか(15分で飽きる)
動画で体操させるとか(あまり興味なし)
ベッドでトランポリンさせるとか(破壊の危険性と隣り合わせ)
)ハイハイレースを開催してみたり、
うさぎ跳びで家中追いかけっこしてみたり。
でも・・・・
どれも・・・・
疲れるのは私だけでした
そんな毎日でいったん限界がきたのか、
桜ちゃんは、昨日は朝からずっと
「公園いきたいーーーー！！！
Iちゃんと遊びたいー！！(下の階に住む桜ちゃんの親友)
パン屋さんにいきたいー！！！
ボールで遊びたいーー！！！！
もうやだー！やだー！やだー！やだー！やだー！ノーーン！ノンノンノンノーーーーン！！！
」
」と泣き叫んでおりました。。
こうなると、どう説得しても無理。
代替案も通用せず。
何を言っても「やだー！！やだー！！やだー！！もうやだー！！」とエンドレスに叫び続ぶのみ。
しかもそれに釣られ、にこちゃんもギャーギャー泣き始める。
・・・はい、ピンチ、早速きました。
ダメだ、もうこれは本当に、にっちもさっちもいかない。
もう子どもたちもわたしも、みんな、ストレスが限界。
これは、今こそ。
外出許可証を書いて、散歩に出かける時か！！！
↓これです、これ。
名前や住所、外出の目的や外出時間を書いて、必ず携帯しなければいけません。これがないと罰金です。
在仏日本大使館サイトにもダウンロード先のリンクが貼ってあります。
我が家はプリンターがないのですが、夫が印刷して用意しておいてくれた分があったので、
泣き叫ぶ2人の子どもたちを横目に必要事項を記入し、
コートを着せ、靴を履かせ、
いざ10日ぶりに外の世界へ！！！
きゃーーーー
おさんぽーーー
と道端で歓喜の踊りを披露しながら進む桜ちゃん。
御行儀が悪くてすみません。。。
公園も全て閉鎖されているので、遊具もなく、道端の柵に喜んで登っておりました
写真の通り、ほとんど車通りもなく、
すれ違うのは、配達の車や、警察のパトロールの車と、救急車。(怖い・・泣)
途中、犬の散歩のマダムが
「ボンジュール！子供たち、外に出られてよかったわねー！家にいるのはストレスよねー！お散歩楽しんで」
と道の反対側から声をかけてくださり
(これまたルールで、人と人との距離を1メートル以上開けるよう、気をつけないといけないのです)
ちょっと心が和らぎました
幼稚園の通学路を往復しただけで、30分ほどで帰りましたが、
子連れで出ている人にも会いました。
我が家がちょっと遊んでいた広場で、その親子も遊び始めたので、
「これはまずい、子供同士が至近距離で遊び始める前に退散せねば！」と思い、
挨拶だけして退散しました
みんなが敵同士みたいな雰囲気だったら悲しいなと怖かったのですが、
ひとまず路上ではそんなことはなく、
街の人たちと距離を置きつつも微笑んで挨拶を交わすくらいはできたことに、ほっとしました
ちょっとナーバスになりすぎでしょうか。。。
でも、そのくらいの緊張感なのです。泣
雲ひとつない青空。
パリは、こんなにお天気が良い日には、
シャルルドゴール空港に発着する飛行機がたくさん飛んでいるのが見えるのですが・・・
航空便もほとんどが運行中止の最近は、久しく飛行機が飛んでいるのも見かけません
フランスでの暮らし、どうしても不便だ不便だと思ってしまうことも多かったですが、
今となっては、すべてがどれだけありがたかったのか。
これも、日常を振り返り、見直す機会にしなさいということなのかもしれません。
「起きる出来事には意味はない。
あなたが意味をつけるまでは。」
という言葉がありますが、
この事態をどう捉え、どう行動していくのか。
何を学びとり、どう変えていくのか。
やはり、全て自分次第なのだなと思います。
緊迫した状況だからこそ、そんなことを冷静に考えていきたいです。
そのためにも、ドタバタすぎる毎日ですが、こうしてブログを書きながら、振り返っていきたいなと思うのでした。
日本も、外出の制限が始まっていくようですね。
不安も大きいですが、今は本当に出かけないでいるべきです。
人の移動、接触を減らさないといけないと、ヨーロッパではこんなにも躍起になっているというのに、
東京では変わらず満員電車で通勤せねばならない状況と聞いて、すごく心配になりました
週末も、普通にみんなお出かけしているし・・・
大丈夫かな・・・
どうかこちらのような大変なことになりませんように
みんなが、自分の都合だけじゃなくて、社会全体のことを考えなければ、
本当にこの危機は乗り越えられないと思います。
そういう意味で、このパンデミックは、私たちみんなに課されたミッションのような気がしまいます
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