こんにちは。
パリで2歳差姉弟育児中
megの育児日記です
桜ちゃん 4歳0ヶ月
にこちゃん 1歳4ヶ月
パパ多忙につきほぼ週７完全ワンオペ育児。
てんやわんやドタバタな毎日を
知恵と工夫とガッツでサバイバルしています！
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《たくさんの方の目に留めていただきたいので、
この記事は何度か再UPしています。
3月29日に書いたものです》
コロナ軟禁生活も3週目に入ろうとしています。
だんだん少し慣れてきたかな？と思う日もあれば、
おちびさん2人と閉じこもるのに発狂しそうになる日もあります。。←今日も
自分の気持ちを保つのが、なかなか大変ですね
一日中いたずらし放題の姉弟の小競り合いの仲裁をしながら、ご飯を作って食べさせて、こぼされた床拭いて、トイレに行かせておむつかえて、お風呂に入れて、羽交い締めにして歯磨きさせ、寝かせて・・・とやっていると、
あっという間に1日のエネルギーを使い果たします
↑裏庭のマーガレット。
小さな裏庭だけが、今我が家のオアシスです♡
さて、フランスの外出禁止令は当初は2週間とのことでしたが、
先日発表があり【4月15日まで】に延長されました。
この2週間。
最初はフランス人も罰金にならないような方法を考えて外出したりしていたようですが
(健康維持のためのジョギングは違反じゃないからと、スポーツウェアを着て友達と会ったりする人が多かった結果、公園も全て封鎖されました)
ここ最近は、本当にみんな一致団結して外出禁止を守ろう！という雰囲気が強くなっている気がします。
生活は不便だけれど、個人の不便よりも、みんなの命が大事なのです
そのことに、本当に気づき始めたような感じがします。
あんなに自由主義のフランス人が！！！
ちゃんと我慢して家にいることに、私は正直・・かーなーりびっくりしています。
ウイルスが恐ろしすぎて、文句を言っている場合ではないのが国民の本音だと思いますが、
政府の決定にもみんな納得しているようで、
マクロン大統領もフィリップ首相も、支持率を上げているとニュースで見ました。
さて、フランスが2週間外出禁止を続けた結果ですが・・・
残念なことにまだ喜ばしい結果は現れてきていません。
感染者、犠牲者の数はどんどん増えています。
まだまだピークの中にいます。
毎朝、ニュースでは「この24時間でどれだけ犠牲者がでたか」が報道されるのですが、
昨日は300人以上の方がフランスで亡くなりました。
一昨日は200人台だったと記憶しています。
(追加:その後1週間ほどで1日に500人以上が亡くなる状況になっています。本当に・・ここまで一瞬なのが、コロナの怖さだと思います)
フランスだけでも、本当に数え切れないほどの人が感染して、毎日何百人という命が奪われているのです
本当に心が痛くなります。
家の外も、車の通りがほとんどないのですが、
時々救急車がサイレンを響かせて走っていくと、
ドキッとしてしまいます。。。
そんな状況なので、
政府から、外出禁止令延長の発表があった時、
私の本音としては
「あぁ・・よかった。。。」
」でした。
まさか解除されるとは思っていなかったので、延長は当然という気持ちですが、
家にいればひとまずは子どもたちを守れるので
(我が家は毎日仕事に行かねばならない夫がウイルスを持ち込むリスクはありますが・・その心配のタネと対策ついては別記事で
本当にこれで神経すり減っています)
本当にこれで神経すり減っています)正直、この生活が始まって最初のころは、
子どもたちを公園にも連れて行けず、スーパーにも自由に行けず、誰にも会えない生活が悲しかったです
でも、今は全く文句はないです。
だって、これは「命を守るため」に必要なことなのですから。
なので、外出禁止令延長は、むしろウェルカムというか・・・
正直ほっとしたところがあります
特に、幼稚園に行きたくて泣いている娘をみると、
外出禁止が早く終わったらいいなとは思いますが、
でも「とにかく早く終われ」とは思いません。
命が危険な状況が続く限りは、家にいることが何より重要だからです。
この週末、日本も首都圏は「外出自粛」だったと聞きます。
「自粛」「要請」なんていう生温い言い方で、ちゃんと守られているのかな？？と思ってしまいますが
たぶん、、、日本もこれからもっと厳しくなってくるのではないでしょうか？
フランスもそうだったので。。。
ちょっと前まで感染者は1日に数十人だったのに、
あっという間に、人工呼吸器が足りないくらいの、
医療崩壊と言ってもよい状況になってしまいました
「感染力はインフルエンザ並みだから、過度に心配することはない」
「若者や子どもは重症化の危険はない」
とフランスでも言われていましたが・・・
今ではもう、誰もそんなことを言いません。。。
誰もが危険な状況なのです。
なので・・・
日本のお友達のSNSの投稿を見ていると、
みんなまだまだ全然お出かけをしていて、
とても心配になってしまいます。。
昨日は、Instagramのストーリーに、フォロワーさん向けにこんな投稿をしたところ、
多くのメッセージをいただきました。
(ちょっと字が小さいのですが、
拡大して読んでもらえたら嬉しいです)
※60℃のの高音→高温の間違いです
「正直他人事だと思ってた」
「こんなに危機感がなかった」
という声が多くて、
私のちっぽけな声だけど、
割と悲惨な状況であるフランスからの声として、
もし聞いてもらえるのなら、書く意味があるかなと思って今ブログにも書いています。
子ども寝かしつけた後の、もはやフラッフラな頭なので、
いろいろ文章がおかしかったらごめんなさい
ほんと今日もくたくたです
外出ができないというのは、つらいことです。
大人も子どもも、ストレスが増えます
でも、本当に本当に必要なのです。
私が普段得ているのは、フランスのニュースを朝20分ほど見て入ってくる情報だけですが・・・
感染を抑えるには、
とにかく人の移動・接触を極限まで減らすしかないのです。
なぜならば、コロナウイルスは、
人が人へと運ぶので。
自分は元気だから、若いから・・・ということは全く関係ありません。
すでにウイルスに感染しているけれど、たまたまラッキーなことに症状が出ていないだけという可能性も誰にでもあるんです。
大人も、子どもも。
あなたも、わたしも。
そういう人が出歩くことで、ウイルスをばらまいてしまうのです。
自分は元気かもしれない。
でもね、今日会った人、明日会う約束をしている人に移してしまうかもしれない。
さらに、その人の周りにも感染を広めてしまうかもしれない。
その中には、特に重症化しやすいと言われているお年寄りや持病のある人もいるかもしれない。
自分は元気かもしれない。
でも、ウイルスを持っているかもしれないということをみんな考えた方が良いです。
大袈裟かもしれないけれど、
「自分は感染しているかも。人にうつしちゃうかも」
という前提でみんなが行動したら、きっとたくさんの命が失われなくて済むのです。
感染するのが嫌だから・・はもちろんですが、
だいじな人や、その周りの人を感染させるのを防ぐためだとしたら、
そうそう外には出られなくないですか？？
そのおでかけ、そんなリスクを冒してまでする必要ありますか？
「あなたのことが大事だから、会わない」という選択をしませんか？
そしてそこまで考えたら・・・
ロックダウンは嫌だとか、不便だとか、言ってられなくないですか？？
大袈裟ではなく、
このしぶといウイルスに対しては、
家にいることでしか、命が守れないのだなということを、私もここ数日でものすごく感じています
自分は若いからとか、
子どもは症状がでないから、
というのは本当に一切関係なくて、
例外なくみんなで協力しないと、ウイルスを封じ込められないのです。
ちなみに、人口の多い大都市だけの問題でもありません。
現に、フランスは地方都市の方が特に酷い状況です。
病院ももともと病床がすくないので、早々にキャパオーバーしてしまい、医療崩壊が起きています。
軍が仮設の野戦病院を建てて治療にあたったり、
TGV(フランスの新幹線)を使って、まだキャパのある都市の病院へ患者を送ったりもしていますが、
本当に厳しいです。。。
昨日報道番組で見た地方都市の看護師さんは、匿名インタビューで、
「誰かが亡くならないと、新しく入院してきた人につける呼吸器が足りない。」
「休憩もとらずに12時間連続で毎日働いている。まだ免許のないインターンの学生も志願して働いているが、全く人が足りない。集中治療室も常に満員でベッドが足りない。院内すべてが集中治療室のような状況。」
「いったん家に帰っても、家族に感染させるのが怖いから、子どもたちにも会えない。辛すぎるけど疲れ果てていて涙もでないの」
と話していました。。
フランスよりもっと犠牲者が多いイタリアやスペインでは、
人工呼吸器が足りなすぎて、65歳以上の人から外して若い人につけざるを得ない状況だとも聞きました
これは、ソースがわからないので・・私にはどこまで事実かわかりませんが、
でも医療崩壊って、こういうことなんだなと思います。
自分のだいじな家族や友人がもし感染したとしても、ちゃんと回復できるレベルの医療が受けられなくなってしまうかもしれないって、
めちゃくちゃ怖いです
ちなみに、パリの病院もどこも集中治療室が満員で、パリからもまだキャパのある地方へ患者の搬送が始まったようです。
ということは、
もし今私や家族が感染して重症化してしまっても・・・
もしかしたら受け入れてくれるところがないかもしれない。
そして、ホテルもやっていないこの状況ですから、誰かが感染しても狭いアパルトマンで一緒に過ごすしかなく、
家族内で移してしまうのは免れなそう。。。
もし家族の誰かが入院しなければいけないことになってしまったら・・・
ものすごく恐ろしいです。
ロックダウンで人の接触を極限まで減らすことは、
感染者を減らす
↓
重症者を減らす
↓
医療崩壊を防ぐ
という意味があると、感染症の専門家が話していました。
欧州のように爆発的に感染が広まり、病院のキャパを超えて医療崩壊してしまうと、
医療のレベルが維持できないので、
死亡率も上がってしまいます。
死ななくてすんだだいじな人が、死んでしまうのです。
だから、それを防ぐためのロックダウンだということです。
・・・嫌だとか、不便だとか、言ってられなくないですか？？
日本では「子どもは大丈夫」という報道が多いと聞きましたが、
子どもの重症例も多くあります。
フランスでは、数日前まで元気だった10代の子も亡くなっているし、
子ども病院も入院患者でいっぱいだそうです。
1歳未満の赤ちゃんは重症化しやすいというデータもあるようなので、
ママたちも本当に気をつけないといけないです。
もう1度書きますね。
高齢者じゃなければ関係ない。
元気だから自分は大丈夫。
子どもは症状でないから連れて外に出ても平気。
うちは田舎で対象外だから大丈夫。
規制がでてるのは大都市だけでしょ？
平日は出かけてもOK。
仕事だから絶対キャンセルできない。
身内くらいなら会ってもいいよね。
ご近所だから大丈夫だよね。
・・・それは全部まちがいです。
だいじな人を守るには、
今は家にいるしかないんです。
政府が、知事がどんな言い方をしようと関係ありません。
自分と大切な人を守れるのは、自分だけだから。
人の判断に任せている場合じゃないんです。
仕事も、休む勇気も必要だと思います。
年度始め、忙しい時期だということもすごくわかるのですが・・・
全ては命にかえられないから。
経営者や部下をもっている人は、どうか休めと言ってあげてほしいです
本当はフランスのように給与保証がちゃんと出れば良いのだけど・・・
なぜ日本の政府はそれを早く決めて安心して休ませてくれないのでしょう。。。
他の国を見ていて、わからないのかなと、疑問しかありません。
政治家の「このままだとロックダウン」というような言い方からは、ロックダウンを避けたいという意図が伺えますが、
(まあもちろんそうですよね！！経済的にも冗談じゃないレベルの大打撃ですから・・)
もう避けられないのなら、早めにロックダウンさせた方がいいのでは？とすら思ってしまいます
怖いのは、ロックダウンした時の生活の不便さではありません。
対応が遅れて、命を守れなくなることを、避けないといけないのです。
経済の打撃はもちろん恐ろしいけれど、
人の命とどちらが大事ですか？
もちろん仕事がなくなっても生活が困るけれど・・・
でも生きていれば、きっとチャンスは作れるのではないでしょうか。
楽観的だとお叱りを受けそうですが・・
でも、本当に、人がバタバタと亡くなっていく状況を見ていると、
命あってこそのすべてだなと思うわけです。。。
もちろん、ライフラインを支える人や、
医療や介護の関係の方など、
この状況でどうしても現場にでないといけない人もいますよね。
うちの夫もこの状況で働かないといけない人です。
私は妹も看護師です。(しかも今妊婦なのでとても心配です)
)この状況で働くというのは、本当に大変なことです。常に自分の安全もリスクにさらされていますから。。。
それでも、人のために使命をもって働く人のためにも、
なるべく自分が病院のお世話になることのないように、そして感染を広めないようにしなければと思います。
日本もすでに医療の現場はかなり負担が大きいと聞きました。
出歩かず、感染者を減らすことで、
医療者の負担を減らすこともできます。
その結果、本当に重症な人が必要な医療を受けられ、助かる命が増えるんです。
「外出しないことで救える命がある」
とSNSで書いていらっしゃる方がいて、本当にその通りだと思いました。
ちょっと怖がらせてしまうかもしれないなぁと迷いながらもこれを書きました
でも、ヨーロッパから見たら、本当に日本はみんな危機感が薄くて・・・
素人の私からみても、これはまずいな、もっと広がるだろうなという気しかしません。
全ての人にとって、他人事じゃないんです。
それぞれの立場で、それぞれの考え方があると思うので、なかなか難しいとは思うのですが・・・
でも、みんなで封じ込めるしかないのですよね。
少しでも隙間があると、この事態が収まるのにはもっともっと長引きます
早く終わらせるには、今、みんなで、やるしかないんです。
読んでくださった方の不安をあおったら申し訳ないのですが、
これは、大袈裟でもなくて、
私が神経質だからでもなくて、
(むしろ普段めっちゃ大雑把！除菌とか一切しないです)
)怖がらせたいからでもありません。
なんとか伝わるように・・・と、いつになく心を込めて書いています
(一応いつも心は込めてブログ書いてるけどね♡)
ただの子育て中のアラサーママの書いていることだけど・・・
毎日てんやわんやで、いちいち全部情報のソースを確認したりもできていなくて申し訳ないのだけど・・・
ぜひ読んでくださった方の心に少しでもとまって、
ご自分を、だいじな人を守る行動に繋がればいいなと思っています
ご家族やおともだちにも、伝えてくださいね。
※こちらのブログも、上のストーリーのキャプチャ写真も、ご自由にシェアしていただいて大丈夫です。ご丁寧にご連絡くださった皆様ありがとうございます。
お買い物も、
お花見も、
ランチも、
お散歩も、
公園も、
習い事も、
旅行も、
歓送迎会も、
またコロナが終わったらできるよ
みんな生きていたら、いつだってできるよ
このピンチを早く終わらせたいなら、今はみんな家にいよう。
とにかく生きることが大事。
そのためにどうすればいいか。
迷ったら、命とてんびんにかけてみてください。
商談も、営業も、会議も、
意外と延期しても大丈夫かもしれない。
先方も迷ってるかもしれないし、
たいていのことはビデオ電話でできる時代。
やったことないなら、今こそやってみる時なのでは？
(zoomとか、めちゃめちゃ仕事に使えますよね。個人的にもよく使いますが、すごく使い勝手良いので、もう会社の打ち合わせとか全部zoomでいいじゃんと思ってる。笑
確か45分以内だったかな、そのくらいのビデオ通話は無料アカウントを作ればすぐできますよ。ゼロコストで今すぐ始められるから調べてみてね！！)
こんなこと書いたら怒られるかもしれないけど、
上司世代にとって、web会議なんて選択肢に入ってないです。よくわかってないし、使えるか自信ないから。
若い世代から上に提案しないと、何も変わりません。
上の指示を待ってたらだめです。
パパもママも子どもも、
おじいちゃんもおばあちゃんも、
お姉さんもお兄さんも。
みんな大変だけどね、
しんどいけどね、
でも絶対乗り越えられるから
でも、例外なくみんなで頑張らないと・・・
本当に取り返しがつかないことになってしまいます。
自粛とか、要請とか、言ってる場合じゃないの。
本当に！本当に！
すべての人が対象です。
あなたの命、あなたの家族の命に関わることなんです。
「行かないと死ぬ」こと以外の用事で外に出ないで！！！
だいじなだいじな皆さん、本当に元気でいてくださいね
パリから心をこめて・・・
いつになく深刻なお願いです
meg
※コメントやメッセージ、たくさんありがとうございます。すべてお返事ができそうになくて申し訳ありません。お読みいただきありがとうございます♡
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