こんにちは
晴天のパリ。
今日は朝からお友達と公園に行ってきました。
たくさん遊んで桜ちゃんはぐっすりお昼寝中
お腹の赤ちゃんはポコポコすごい勢いで動いていますが、
私もベッドに横になって、休憩しつつ、ブログの更新です
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さて今日は、赤ちゃん連れのお出かけには必須の
パリの街中ベビールーム事情について書いてみたいと思います。
最初にお伝えしたいのは・・・
パリの街中には、ほぼオムツ替え台・授乳室はありません
ということ。笑
(日本、特に東京エリアと比較してです)
東京にいた時、特に0歳台の時は、
お出かけ先のルートでどこに授乳室やオムツ替え台があるのか、
アプリで調べたりしつつ、
綱渡りのように出かけていました。
行く先々のデパートや駅ビル、カフェやレストラン、区役所などにも、
必ず何ヶ所か清潔なベビールームがあり、
とても助かったものです
でも、こちらパリでは、
そういった清潔なベビールームに出会えたら、かなりラッキー!
今日はついてる!!神様ありがとう!!レベル
パリ市内のデパートやショッピングモールには、
ベビールームはありますが、
大抵
●オムツ替え台 1台
あとは、
●椅子が1台あるかな??
くらいのスペックです。
椅子は、おそらく、授乳もできるために置いてあるのかな??
とは思いますが、
そもそも完全母乳で育てるママはかなり少数派のフランス。
外出先でまでわざわざ授乳する人はほとんどいないので、
みんな外出先ではその辺のベンチやカフェでお茶しながら、赤ちゃんにミルクをあげています。
しかも、調乳もペットボトルの常温のお水でシャカシャカ混ぜるだけ!
日本だと、保温の水筒にお湯を入れて持ち歩いて調乳することが多いと思いますが・・常識は覆されます
この調乳風景を初めて見たときは、衝撃的すぎて、
私、口があんぐり開いていたかもしれません。笑
要は、授乳室は需要がないので存在しないのです
ちなみに、たまにあるベビールームは、
フランス語で「espace bébé(エスパス べべ」と言います。
2歳の桜ちゃんはもう、授乳もオムツ替えも必要ないのですが、
ベビールームには子供用のトイレも併設されているところも多く、
あまり並ばずにトイレに行けるので、あれば今も利用することが多いです。
パリ市内ではなく、ちょっとだけ郊外ですが、
我が家がよく行くラデフォンスのショッピングモールにもベビールームがあり、
こんな感じです
これ、一部ではありません。
全部です。
あるのは、
オムツ替え台1台。
椅子。
・・・以上!笑
この椅子で授乳もできると思うのですが、
ご覧のように日本のようにカーテンで分かれているわけでもなく。
しかもオムツ替え台の真横
母乳育児環境、厳しいなぁ・・・と今から思う訳です
これはもう、どこでもケープで授乳するしかないですね
余談ですが、少数派の母乳育児ママには、ケープなどせずに、どこでもばーーんと露わに授乳している方も時々見かけます
さすがにそれは私はしないけれど、これまた口があんぐりな風景。。笑
なかなか神経質な赤ちゃんだった桜ちゃんは、
静かな所でないと落ち着いて授乳できず、困った記憶があるのですが、
そういう赤ちゃんはどうしているのでしょう。。
むしろこの環境で育てたら、そんなことにはならないのかしら・・・謎
ベビールームには、電子レンジも時々あります。
でも全然関係ないおばちゃん(たぶんショッピングモールのスタッフ)が、タッパーに入れたお弁当あたためていたことも。。
ちなみに、授乳の椅子でも、赤ちゃん連れていないおばちゃんがくつろいでいることも。。
みんな自由すぎないかーい
ええ、自由すぎるんです笑
「お客様優先」「利用される方のために」
なんて発想は、この国ではなかなかありませんから
ちなみに、上の写真のショッピングモールは、
270店舗が集まり、映画館やレストランフロア、
大型スーパーマーケットやホームセンターなども併設され、
1日では回りきれないくらいの大きさなのですが・・・
ベビールームは全体で確かたったの3ヶ所。
オムツ替え台の数にして、おそらく5〜6台に過ぎません。
しかも巨大なワンフロアに1ヶ所なので、
たどり着くまでに果てしなく遠い
東京やその近郊のデパートやショッピングモールのベビールームなら、
オムツ替え台の数ならワンフロアでこれ以上はあるイメージです。
でも、これでもパリの中ではかなり多い方だと思います。
トイレもワンフロアに1ヶ所はあるし
デパートですら、トイレが1ヶ所しかない・・しかもすごく並んでいて、綺麗じゃない・・・
なんてことも珍しくないパリ。。。
ベビールームまであるだけ、ありがたやありがたや
と思いつつ、
お買い物中に
「ままー!といれー!」と言われるたびに、
ベビーカーでベビールームの子どもトイレまでダッシュする私なのでした・・・
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ちなみに、パリの中心だと、
●ギャラリーラファイエット(デパート)
●プランタン(デパート)
●レ・アール(ショッピングモール)
のベビールームでオムツ替えをしたことがあります。
日本人が多い15区16区からアクセスの良いボーグルネルのショッピングモールには、ベビールームはありませんが、
オムツ替え台と子どもトイレのある広めの個室が女子トイレ内にあります。
子どもトイレはビニールがかかっていて、いつも故障中で、使えた試しがありませんが・・・笑
街中のカフェやレストランでは、子連れ客をターゲットにしているお店以外では、
ほとんどオムツ替え台はありません。
じゃあ、みんな一体どうしているの!?というと
街中で見ている限り、
ママたち(やヌヌーさん=シッターさん)は、
ベビーカーの上でオムツを替えたり、
公園のベンチで替えたり、
本当にどこでもオムツを替えています。
日本だったら、「え、こんなところで?」という周りの目もありそうですが、
そういう冷たい目も一切ありません。
だってオムツ替え台ないですしね・・・
それが当たり前なようです。
そもそも、日本のママに比べて、こちらではオムツ替えをする間隔も長く、
半日に1回くらいしか替えない人も多いとか・・・
(これは聞いた話なので、実際はわかりませんが・・)
私は、パリに来たときはすでに桜ちゃんは歩けたので、
大人用のトイレの便座のフタの上に立たせて、いつもオムツ替えをしていました
でも、もっとオムツ替えが頻繁な小さい赤ちゃんで、ゆるゆるの時期などは、
きっと大変だろうなぁと思います。。
東京では、ママ友とお出かけした時に、
オムツ替え台がちょっと汚れていただけで「ありえないよねー!」と言っていましたが、
今ではあるだけありがたかったなぁと思います。。
海外での子育ては、本当に少々のことは気にしていられません
というか、そんなこと言っていたらキリがないので、気にしなくなる。笑
授乳やオムツ替えひとつとっても、
かぁちゃん、どんどんたくましくならねばですね
meg