帰省を終えて、東京の自宅へ戻ってきています

 
 
Uターンラッシュがまだ続く4日に帰ってきたので、
 
新幹線は指定席売り切れ&自由席は座れなかった人が通路まで立っているほど満員
 
 
 
本当はもうUターンのピークを超えてから帰ってきた方が空いていて良かったのかもしれませんが、
 
同じく東京に住む妹が途中まで一緒に帰ってくれるので、彼女の予定に合わせて帰ってきちゃいました
 
(パパは仕事なので、はなから期待していない)
 
 
 
 
 
ワンオペ新幹線も慣れたものですが、
 
ちょっと今回はきつかったです
 
 
 
 
 
 
地元から東京までは新幹線で1時間半ほどなのですが、
 
乗車して1時間ほどで、事件は起きました
 
 
 
 
それまでご機嫌でお膝の上で座って、おせんべいを食べたり、窓の外を覗いたり、
 
ご機嫌で過ごしていた桜ちゃん。
 
 
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↑赤ちゃんおせんべいをむしゃむしゃ
 
 
 
 
 
 
ですが、ついに飽きたのか、
 
大きい声で泣き始めてしまいました
 
 
 
人が多くて暑いし、
(カーディガン脱がせてあおいでもダメでした)
 
眠くなってきたのに落ち着かないから眠れないし、
 
もう、
イーーーーヤーーーー
 
 
とばかりに、泣きわめく
 
 
 
 
静かな車内でギャン泣きの声が響き渡ってしまい、
 
本当に周りに迷惑で申し訳なくて
 
 
 
でも、デッキに出ようにも、通路まで立ち乗りの人で埋まっているから出られない
 
 
 
なすすべなく、その場で立ってエルゴに入れてトントンしたり、ゆらしたりして何とか泣きやませようと必死でした
 
 
 
周りから、冷たい視線や同情の目を感じつつ、
 
でも他にできることもなく、
 
逃げ場もなく。。。
 
 
 
 
 
暑いよね、狭くてやだよね。
 
ハイハイして遊び回りたいよね。。
 
もうお利口さんにお座りしてるのは飽きちゃったよね。。
 
 
でも、
 
おねがい、おねがい。
 
泣き止んで・・・
 
 
 
でも、この9ヶ月の経験上わかってる、、この子、こうなるともう手がつけられないことを・・・
 
 
 
あぁ、、これこそ絶対絶命
 
 
 
 
 
 
 
そのとき、
 
背後から、
 
トントンっと肩をたたかれました。
 
 
 
 
振り返ると、幼稚園生くらいの女の子がちょうど後ろの席に座っていて、
 
「これ、赤ちゃんにどうぞ
 
と、差し出されたのは、かわいいハートに折った折り紙
 
 
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後ろの席から、泣き止まないうちの子と、困り果てる私を見て、
 
わざわざ折ってくれたみたいなのです
 
 
 
 
私は、びっくりするやら、嬉しいやら、
 
心からお礼を伝えた後、
 
涙が溢れそうになりました・・・
 
 
 
 
うるさくて周りに申し訳なくて、
 
「早く泣き止ませてよ」的なプレッシャーも感じていたし、
 
でも泣き止まないし。。。
 
 
 
隣の妹もあやしてくれてはいたものの、
 
うちの子は泣き虫スイッチがONになると、誰が何をやっても止まらないので、
 
もはやどうしようもなくて
 
 
 
 
そんな絶対絶命の状況で、小さな女の子がくれた優しさが、本当に本当に身にしみたんです・・・
 
 
 
「桜ちゃん、後ろのお姉さんが、かわいいハートを作ってくれたよー!良かったね、かわいいね、ありがとうって言おうねー!」
 
と娘に話しかけつつ、
 
ポロっとこぼれそうな涙を必死でごまかしました
 
 
 
 
すると、
 
あれだけ泣き叫んでいた娘が、
 
おねえさんが作ってくれた折り紙をもたせたら
 
不思議とぴたっと泣き止んだんです
 
 
 
 
 
その女の子は、折り紙だけではなく、
 
自分の持っているぬいぐるみを使ってあやしてくれたりもして・・・
 
 
 
 
 
本当に、私には天使に見えました・・・
 
 
 
 
 
 
 
ちなみに、上の写真の右側のやっこさんは、
 
その女の子が、「赤ちゃん、また今度泣いちゃった時のためにどうぞ」って、
 
後からもう1つ作ってくれたものです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんて良い子・・・
 
 
 
どうしたらそんなに優しい子に育つのか、その子のママに聞きたかったくらい
 
 
 
 
 
うちのギャン泣き桜ちゃんも、あと数年したら、そんなふうになれるから・・・
 
 
 
そして、私は、いつかこの日の私みたいな困り果てたママに出会った時に、
 
「私もあんな時もあったなぁ」
 
と思いながら、
 
「赤ちゃんが元気出るように、折り紙つくってプレゼントしてあげようか?」
 
って、桜ちゃんに言えるママになれるのかしら。。。
 
 
 
 
本当に、そんな時がくるのかな。。。
 
今の私には、まだまだ考えられないけれど
 
 
 
 
 
 
そんなことを思いながら、
 
ようやく落ち着いてエルゴでうとうとしている桜ちゃんを抱っこして、
 
後ろの席の優しい親子にもう一度お礼を言って新幹線を降りました
 
 
 
 
 
 
 
いただいた折り紙は、大事に大事にとっておきたいと思います
 
いつかこれを見て、
 
この日の新幹線での出来事を懐かしいなぁと思うために・・・
 
 
 
 
 
 
どうしても肩身の狭い思いをすることも多い、赤ちゃん連れの移動ですが、
 
こんなに素敵な優しさをいただけて、
 
本当に本当に感謝です
 
 
 
 
 
いつも、つい自分のことでいっぱいいっぱいになりがちな、余裕のない私ですが、
 
あんなふうに、居合わせた周りの人へ優しい気持ちを忘れないようにしたいなぁと
 
後ろの席の小さな天使から学ばせてもらったような気がします
 
 
 
宝物がまた1つ増えた帰り道でした
 
 
 
meg