沖縄県宜野湾市で個人で立ち上げました。

 ギャンブル依存症の当事者として、ギャンブル依存症に悩み苦しむ方々に、自身の経験等を通じて何かできないかとの想いで活動を始めました。

 本団体の活動内容は下記のとおりです。

(1)ギャンブル依存症に関する講演会等のイベントや広報活動等の実施

(2)ギャンブル依存症に苦しむ方々への個別的または包括的な支援

(3)ギャンブル依存症に苦しむ方々が暮らしやすい社会を構築するための調査研究

(4)国、沖縄県、宜野湾市その他市町村との連携

(5)その他、目的の達成に必要な活動

 昨今、ギャンブルのための詐欺、横領、窃盗など事件が発生する中、当事者がギャンブル依存症であることを受け入れ、対策していくことは非常に重要です。

 私自身、パチンコ・スロット歴17年で、恥ずかしさや後ろめたさで人に言い出せない、大事な約束を破る、大切な人に噓をつく、生活費をギャンブルに使う、それでも足りずに何度も消費者金融から借金をする、ギャンブルのために仕事を休むなど、様々なことをやってきました。ギャンブルに約2,000万円つぎ込み、当時の彼女には振られ、親には泣かれ、常に自身の無価値さ、むしろ「この世に居たら迷惑をかけるのでは?」「死にたい」といった希死念慮に憑りつかれました。

 しかし、底つきの経験や今の妻や周囲からのサポートもあり、約半年ですがギャンブルを行わずに済んでいますし、これまでのようにパチ屋に行きたいと思うこともなくなりました。また、職場や友人に自分がギャンブル依存症であることをカミングアウトできたこと、このように団体立ち上げや情報発信ができていることに、これまでとは違う、大きな変革を感じています。

 私はただの公務員であり、何か特別な専門知識を有しているわけではありません。しかし、ギャンブル依存症当事者としてできることがあるのではないか、今苦しんでいる人の力になりたい、社会貢献したいとの想いを原動力に、まずは地域から活動を広げていけたらと考えております。

 話は長くなりましたので、今回は以上です。

※メール等で個別相談も受け付けております。

※この活動に賛同いただける会員も募集中です。