ごきげんよう。
つじです。

たまにはマジメな記事を書こうかと。

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【注意】
今回の記事は、あくまでも私個人が体験した事をベースに書いています。
これが正しいかどうかは、みなさんがご自身で検証して考えて頂ければと思います。
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最近ちょこちょこ小耳にはさむネタがあるのですが。
「ドラムに筋肉(筋力)は必要か否か。」

結論から言うと、私は必要だと思います。
ただ、誤解の無い様に言いますが、音量を出す為に筋力が必要という訳ではありません。

個人的・私の周りでの話になりますが。。。
筋肉不要論で話題になるのが、以下の場合です。

・音量を出す為
・手足を速く動かす為

筋肉不要という人の話では、上記を達成する為に筋トレをしても無意味だ。
との意見です。


【音量を出す為】

この意見は私も同意見と言えば同意見です。
実際、私よりも筋肉量が明らかに少ない、例えば、、、「川口千里さん」
彼女は、私よりも音量が出ていると思います。
あくまでも体感値としてです。
正確に言うと、音量というより、音が響いている。と言った方が正しいかもしれません。

もし、筋力で音量を出そうとするならば、手前味噌ですが、、、私の演奏動画。
Bloomfield
こんな演奏は出来ないです。
筋力で音を出すのであれば、力を入れないと演奏不可能です。
そもそも私の演奏スタイルは、チップを上にあげるスタイルです。(もの凄く端折りましたが。)
それを高速ストロークロールをしつつ、筋肉を剥き出し!なんて、もはや神業です。


【手足を速く動かす為】

これも同意見です。
筋トレを行う事で手足が高速に動くとは、ちょっと考えられません。
足の高速連打をするのに、私もスクワット等やりましたが、これは高速に動かす為と言うよりは、後述しますが、体を守るため。という意味合いが強いです。



【やはり筋肉は不要では?】
ここまで私も不要という意見を述べてきましたが、やはり私は筋肉は必要と考えています。
しかし、誤解のない様に言いますが、演奏に直結するかどうか。ではありません。


【楽器搬入搬出】
これこそ演奏に直結しませんが、私にとってはとても大事な事です。
演奏者にとって、機材搬入搬出は、非常に重要な問題。
体力も相当使いますし、それこそ怪我のリスクがあります。
その為には、多少なりとも筋力は必要になります。

【体のバランスを整える】
ドラミングは座った状態で手足を動かします。
それも長時間、高速かつ音量もそれなりに出ます。
体の均整を保つ為にも筋力は必要であると考えています。

私は、体を大きくする為の筋力トレーニングを行っている訳ではありません。
どちらかというと、体幹トレーニングが中心です。
ジムでトレーニングをする際も、負荷を軽くして、初期初動を速く動かすバネのある筋力を作りをメインに行っています。
体を大きくする筋力トレーニングではありません。

これは、怪我の予防に繫がります。

私は、小学生の頃に腰の怪我をしました。
医者からも、ドラムを叩くのなら、腰の負荷を減らす為にも、筋力トレーニングメニューを伝授してもらいました。
もちろん、腰のみならず。です。
このトレーニングメニューを伝授してもらってから、腰の痛みはかなり減りました。
これだけでも、筋肉は必要と私は実感しています。



屁理屈かつ、つじのケースのみじゃねーか!とのお叱りの声も聞こえてきそうですが、、、。

過ぎたるは及ばざるが如し。
過剰なトレーニングで、体を大きくする筋力トレーニングは確かに不要と思います。

しかし、円滑に体を動かす為に、運動機能を高める事は悪い事ではないと思います。