音楽の好み方っていろいろあると思うんです。


例えば歌ってる人が好き、曲を書いてる人が好きといったパターン。前者はアイドル、最近では声優さんを追ってる方が含まれますか。

後者はクラシックが多いですかね。バッハやベトベンが好きみたいに。最近は某ヤスタカさんとか、ちょっと前ならTKとか。

場合によっては歌い手=作曲家なこともあるので、一概には言えませんが。



別パターンとしてはなんでも聞くよ!っていう場合。ジャズからクラシックからテクノから・・・・・。家はレコードの山でしょうか。


最後にもうひとつ。中途半端にいろいろかじるパターン。話題の曲くらいは知ってるよ?って方もそうかもしれませんが、それよりもっと飛び地のようにかじる感じ。自分がそんな感じです。


何気なしに耳に入って気に入ったらそのままいろいろ聞いてみる。ただそこから広がっていくかと言えばそうでもない。


最近はその「気に入るポイント」ってのを探してると言った感じですが・・。



西洋音楽の理論として「メロディー・リズム・ハーモニー」なんてものが定義されてたりします。確かに重要なポイントですね。


まずメロディー。最近読んだ元「ロボット」のカール氏インタビューによれば「教会では同じ旋律がずっと歌われている。母親はみんな子守唄を歌う。メロディーは世代を超える」とおっしゃってました。確かに曲を思い出すとき、コード進行を思い出す人は一般的ではないですよね。好みのメロディーという物が各々にあるとしたら、それの持つ力は大きいかもしれません。


次にリズム。前に「音楽とは即興である」という話を聞きました。元々は宗教儀式の一環で、即興的に演奏されるものであったと。そんなものに一定のメロディーはない。ですが、一定のリズムならあったかもしれないと考えられます。「ケチャ」などはいい例かも。

また、いわゆるテクノ系の音楽がクラブ等で流されるのはリズムが前面に出た曲だからと言えます。「踊る」という事に、本能レベルでリズムが重要だからでしょうね。


ほんでハーモニー。「王道進行」なんか典型でしょうか。やっぱり売れる曲って、共通項があるって言うか。心地のいい響ってのはあるもので、これは万人共通かな?



まあ結局は各人の感性ってことなんですけど、そこが理解出来たら、より楽しくなるかなーって。音楽は身の回りにあふれるもの。食べ物と同じでこれが好きって言えると、なんか得な気がしたのですよ。