原作は小説?なんですかね、未読です。

コミカライズは無料配信版のみチェック済。読んだとこまでだと、へぇ~なんか面白そうなミステリ?かな?みたいな感想でした。

何なら原作者って言うんですかね?の方がユーチューバーだってのも知らずに見に行きました。

家の間取りが大事なポイントのミステリ、結構好きなんですよね…綾辻行人とか、筒井康隆(ロートレック荘)とか。最近だと松岡圭祐の瑕疵借り2なんかも結構よかったです。

「変な家」(2024)

・雨男(明智左馬助)

本名?雨宮。

変な白い仮面で顔隠してるオカルト系ユーチューバー。

再生数が伸び悩んでるそう。

ネットで知り合った女をホイホイ自宅に上げるいろんな意味での軽挙にドン引きした私。

 

・柚希

夫が埼玉の家で行方不明に…と雨男の動画見てコンタクトして来た子。

実際は嘘っぱちで、失踪した姉を探してるだけ。

ネットで知り合った男の自宅に上がり込むとかチャレンジャーすぎてそれだけでヒェッとなった私。

 

・栗原(ばっちり鎧を着こんでいった比企能員、娘の復讐を果たしたい須賀さん)

雨宮懇意の設計士。

オカルト好きっぽい。

原作寄り大分ぽっちゃりした。

 

・柳岡

雨男を担当するユーチューバー事務所?のマネージャー?

斬新な企画ヨロシクと丸投げな挙句、自らが理解不能な化け物と出くわしたらその辺で白目向いて失神、逃亡とマジで役立たずだった。

 

・片淵綾乃

柚希の姉ちゃん。

高校卒業とほとんど同時に出奔した。

妹とは違って母方の実家の因習をばっちり学習して育ったみたい。

埼玉→世田谷と二件の家を注文住宅しつつ、その後は片淵本家へ。

幼児の一人息子がいる。

 

・片淵慶太

虐められてた日常に現れた女神・綾野と駆け落ち婚したらとんでもないことに巻き込まれた一般人。

 

・片淵重治(元・オープンザプライスのおじさん、甲斐峯秋、金田一さん)

長野の山の中の御大尽一族の現在の当主。

明治頃の先祖の不始末で一族が受けた祟り(思い込み)を左手供養で祓わねばと孫娘に命じたじいさん。

鉈持って襲い掛かってくるタイプ。

左手なら別に誰のでもいい。

 

・片淵文乃

じいさんの妻。

チェーンソー持って襲い掛かってくるけど悲しいかな年相応の非力。

 

・森垣清次(卓ちゃん、北条氏政)
片淵家の親戚の人。

父親が死んだ松岡家に上がり込んで何年も一家の監視してたらしい。

関係性は謎ながら片淵家の財産狙ってるらしいけど、相続人ではないだろとちょっとふしぎ。

猟銃持って襲い掛かってくるタイプ。

 

・松岡喜江

綾乃・柚希姉妹の母。夫はなんか実家がらみで殺された。

ホームレスの炊き出しボランティアしてる。

娘の代わりに左手供養に参加したけど、それはそれとして左手供養のルールがいまいち釈然としないというか分らんかった。

どういった周期で左手三つお供えすればセーフなんじゃろか。

 

・埼玉の家

殺人ハウス?その1

 

・世田谷の家

殺人ハウス?その2

築浅で7000万円、ただし中の一部屋は床傷だらけで隠し通路がある。

 

 

 

 

 

漫画のあの感じの間取り図ミステリかなと思ったら犬神家みたいなのんになって、TRICKみたいなのんになって…なんだったんでしょう、総合的に言えば普通のホラー?みたいな。変な家っていうか、変な一族って感じ。

村人総出で焼き討ちじゃー!!してるのもなんだかな~なにあのお揃いの仮面。

 

好んで接種もしないのであんまり明るくないジャンルなのですが、なんか世間ではホラーとしてはそこそこ褒められてる一方で、ミステリ期待して行った方からは正直なんじゃあこりゃあと批判もされてるのがめっちゃわかる。どちらかというと私も後者です。

 

顔出してなんかやってるユーチューバーに明るくないのと、事務所がどうのマネージャーがどうのな仕組みもよく分かってないので、主人公が不動産会社の管理物件に不法侵入かますのもなんだかな?犯罪じゃん?みたいな。

色々もやっとしつつも全部持ってったのがチェーンソーババァ。

バァーン!!と出てきて特に爪痕も残せずに行動不能になっててじわじわ来ちゃった。

なにあれ!?っていうコメディシーンとしてめっちゃ面白かった。

 

私はあまりハマらなかったけど、好きな人はいるんだろうな~みたいな映画でした。

びっくりさせるためかBGMがやかましめでちょっと疲れちゃった。

 

 

スタッフロールで高嶋政伸さんとか石坂浩二さんとか出てきててびっくりしました。

全く分からんかった!でも明るいところでじっくり写真見たら高嶋さんは判別できた。

佐藤二朗で一定の品質を維持してる映画だとは思ったんですけど、ストーリーが荒いから、綾乃の話聞いて貰い泣きするのには全く共感できず。

 

映画観る前にパンフ買ってちょっとだけ後悔しました。