シッコウにハヤブサ消防団にVIVANにと面白いドラマがガンガン終わっていく夏の終わりです。

この時期何が困るって、普通に30度超えてて暑いのに単衣、そして10月に入ってもそんなに涼しくもないのに袷の着物じゃなきゃうるさい人がいるって事でしょうか。

その辺歩いてる分には良いんですけど、やっぱり技術身に付けましょう~的な団体に所属して仕事貰っていると、先生や大先生なら割と「暑いからしょうがないよね~」「今日まではギリOKよ~」なんておおらかでも、ラスボス(無礼)が…。9月頭に小千谷縮着てただけでぢっ…と見られて、怖かったです。70代と違って、若いと代謝が良くて体感温度も暑いんですよ。

プレタの爽竹長襦袢に塩瀬の半襟掛けたり取ったりしてたのですが、いい加減めんどくさくて、そして糸を通して抜いてを繰り返したせいでもともと付いてる絽の半襟に穴が開き始め、これはアカンと爽竹の生地で袖無双に塩瀬の半襟つけた長襦袢を作りました…今後はちょっとはマシであれ。

 

やっぱり生まれる前。

「フラッシュダンス」(1983)

 

・アレックス

昼は溶接工、夜はキャバレーのダンサーしてる。住居は改装中の倉庫。

ダンサーのちゃんとした正規教育が受けたくて、バレエ養成学校の試験を受ける…勇気がなかなかでない。

気性が激しく、一応交際?みたいになったニックが女性帯同してバレエ公演を観に来ていたのに腹を立て、ニックんちの窓ガラスを割りに行った。

愛犬はグラント。

謎の日本語「風の色」Tシャツを持っている。

 

・ニック

アレックスが働く建築会社の社長。

バツイチ。

窓ガラス割られても許してくれる心の広さは大人の余裕か?設定年齢上ではなんか大分歳離れてそう。

良かれと思って…が空回り、というかいらん一言言わなければバレなかったのに。

 

・ハンナ

若い頃はプロのバレエダンサーだった老女。

アレックスに養成学校入学を勧めたり、夢を後押し。

 

・ジェニー

アレックスの友達でフィギュアスケーターを目指す。

リッチーが夢を追ってロスに出て行ったあと金持ってるジョニーと付き合い始め、(何故か)ストリップクラブ送りに。

 

・リッチー

ジェニーの恋人でコック。コメディアン志望。

ジェニーを捨ててロスに出て行ったけど秒でピッツバーグに戻ってきた。

 

・ジョニー

アレックスとジェニーを勧誘するストリップクラブのオーナー。

何故恋人?のジェニーまで舞台に立たせてるのか。

 

・ケティ

ニックの元嫁。

チャリティなんかの協力者として今も交流あり。

 

・セシル

ジョニーの護衛。

なんか理不尽にちょっと気の毒なおもしろポジション。

 

なんか有名作って割には、私にはあんまりピンと来なかったな。

あ、この歌知ってる!っていうのはありました。有名ですよね。

ダンスとかヒップポップ、テクノ…などなど、程遠い文化で育ったからかしらん。

現代の義務教育キッズじゃなくて本当良かった。日舞とかワルツとか、体幹鍛えられそうでハイソっぽく見られそうな笑ダンスならやってみたかったですけども、ヒップホップダンス?とか体育の必修でやらされるとか地獄過ぎ~中学の頃でさえ創作ダンスとかいう辛い辛い授業があったのに。

 

それにしても1983、昭和も終わりかけとはいえ私も産まれる前、ブレイクダンスってこの頃?からあったんだとどうでもいいところで目からうろこ。…って調べたら、1980年代普通に日本でもブレイクダンスが文化としてチラチラ垣間見られたんですね。最近の発生?と思っていました。

 

シルエットで踊って椅子に座って水がバッシャーン!!って有名なシーンがかなり序盤だったのが意外でした。

 

ところどころ今観ても、一枚の「絵」として良いな~って画面作りがある。

 

登場人物にあんまり共感できなくて私はこの映画はそこまで気に入った!という感じじゃなかったかな。ガラス割るのはちょっと…(火とかつけなくてよかった)。あとバレエの専門学校なのかふわっとダンサー養成学校なのかよく分からなかったけど、客層がアレなキャバレーで踊っててバレエの専門教育って近いようで遠いような?

無骨な溶接マスク取ったら華奢なかわいい女の子!って意外性は楽しかった。

 

ラブコメ?としてもアレックスとニックがくっつくのが唐突過ぎてあんまり分かる~ってときめきもなくかなり淡々と流れていく感じが…ただこれ私の色恋感受性が最悪なせいかも。…何歳か分からんけども多分30超えてそうな男性が10代の女の子に手を出すのって、マイフェアレディとかあしながおじさんとか古典的な作品だと何も思わないのに、現代に寄せたとたんキモく感じるのは何故かしら。

 

ダンスは良いのか悪いのかよく分からないし、途中のコウメ太夫みたいなのはなんなんだろう、コンテンポラリー?とかいうなんかジャンルあるのかな?、門外漢すぎて観ていてもこれは素晴らしい!と琴線に触れるものがあまりなかったのですが、音楽は耳に良い感じのが多いので、画面をじっと見るよりは作業用BGMみたいに音楽メインで聞きたい感じ。