・黒鉄の魚影(2023)

予告編が普通に面白かったので、素直に観に行ってきました。

漫画も70巻ほど?でいったん購入ストップしてるし、忙しくて毎週アニメももちろんチェックしてないので、映画のたびにアニメリアルタイムの進行具合に準じて普通に出てくるラムの正体云々は、よっぽどネット界隈のおもちゃ笑になってバズった時くらいしか新情報を把握してない私。いろは寿しの職人がラムだって事だけは知っててよかった。運転手付きの黒塗りのセダンで出勤する寿司職人。

 

パシフィック・ブイが紹介された瞬間に「ははーん、今回爆破されるのはこの施設だな」とピンときた私。間違ってました、爆破じゃなくて魚雷でした。

容疑者エンジニア三人衆がみんな有名な中の人だし、部門のリーダーに至っては相良先生(ほとんど違和感なかった)。

インド人エンジニアは優秀さ規格外。

ドイツ人エンジニアはもうガイルにしか見えない。ドイツ人なのに。

フランス人エンジニアもやっぱりスキマ時間にピンガ活動してたこと考えると優秀だし中の人がドすげぇなぁって…。

 

ジンの兄貴の「撃てぇい!!!」「クソシステムじゃねぇか!!」にいつものポエムっぽさが無くて逆に新鮮というかじわじわと面白味が。笑っちゃった。

…ウォッカってジンと一緒にいない方が寧ろ仕事できる子では?ピンガと組んであっさり哀ちゃんの誘拐成功するわ、キールにも観客にも分かるように丁寧に潜水艦の操作ボタン説明してくれるわ、兄貴を水中から乗船させるのは申し訳なくてダメだとそのまま小笠原近海で潜水艦浮上させなきゃもっと黒の組織はコナンも手の打ちようがなくて頑張れた。惜しい。

その兄貴が悠々となんならキラキラしながら、ヘリコプターからロープつたってハット抑えながらドヤ顔で潜水艦に乗船するのが面白くてダメだった。なんかこう、高度な笑い…シュールな…そう…。

 

哀ちゃんと黒の組織効果で初動跳ね上がったのもあるけど、かなり傑作だと思いました。題材が恵まれすぎてるし、水準以上期待にちゃんと応えてる。

アクションや爆発の火力は前作の方が上だけど、キールや哀ちゃんにたくさん見せ場があって、色々ととても丁寧。

ただまぁ今のトレンドというか、人種、年齢、性別etc.の差別を無くす云々が取って付けた感というか、あんまりピンと来なかった。どういう過程で老若認証になるのかいまいち?みたいな。

 

 

ピンガも変装上手いわトップクラスのSEとしての腕もあるわでラムのお気に入りたるべく仕事はできるラインは超えていました。が、まぁ詰めが甘いし、結局ジンに怒涛の既読無視されて死んだピンガはジンより格下っちゃ格下。

ランネー・チャンが黒の組織のドレッドの男ピンガ相手に互角というかちょっと有利に渡り合ってるので、どっちにしてもピンガは計画自体も惜しいところまで行った上コナンの正体に気付いた挙句蘭姉ちゃんを圧倒したとても有能アイリッシュよりは遥かに格下だなって思いました。

…とそんな優秀なメンバーをジンが消していくから、組織の中のスパイ濃度がさらに上がっていくんだよな。軍用ヘリやらオスプレイ、今回ついに潜水艦までも任務失敗で破壊しちゃったジンの組織内のポジションが本当気になる。

 

日本の領海で犯罪者てんこもりの潜水艦にロケランぶちこむFBI…。

 

なんか全体的に無茶苦茶作画が良かったなって。青山先生が描いたのココかなってのも分かりやすくたくさんありましたし。

 

組織<<<<<<<<<<<シルバーブレッド&エンジェルなベルモットが趣味と実益兼ねて?無茶苦茶良い仕事したので、暫くは顔認証云々の問題もスルーされそう。というか、貴女もベルモットか!!!そこからか!!!!と純粋に驚き。やけにベルモットのネイルがフィーチャーしてるとは思ったけど。
とこれくらいだったら大したネタばれにもならなかろう。どうせ世間はネタバレであふれてる。

 

来年は函館の夜景とキッドと服部…服部回は面白い気がするんだけどもう~ん、キッド回、世紀末の魔術師以外あんまり琴線に触れないっていうか、ちょっとピンとこないんだよな個人的に。

 

・百万ドルの五稜星(2024)

会社の福利厚生でムビチケ引き換えてもお釣りがくるレベルでポイント溜まってたので、行ってきました。

五稜星で「みちしるべ」は無理があるよね笑

内容としてはキッド回か~…の昨年からのボヤき通り、「キッド回だったなぁ~…」でした。

 

微妙に幕末の歴史をちょっと噛んでるけどあんまり話自体は広がらなかったし、もうちょっとやりようによっては面白くなったんじゃないの?うーん?みたいな。

 

まじっく快斗は3巻まで持ってて、YAIBAは未読なので、YAIBAのキャラクタはコナンにちらっと露出した人しか分かんないんだよなぁ。

快斗なら青子ちゃんもいいけど紅子ちゃんも美人なのに不憫可愛いので出てこないかな。

 

服部回として観た時でも、「から紅」みたく大人もときめくヒャー!な展開でもなかったし、話がとっちらかって何だかな~という感じは個人的には否めなかった感じ。

 

紅葉嬢とチートな執事伊織さんが北海道観光案内してたのがジワジワ来た。

市街地でヘリブッ飛ばしてスタングレネードをうっかりポロリ「「あ…」」が面白過ぎたのである意味この映画は主役勢より大岡主従が良い仕事してましたな。

 

やっぱり問題は火力不足かな…。

このままじゃヤマもオチも微妙だな~ってところの最後の最後に爆弾投下されたんで、そこだけは「異次元」ばりに劇場で最新情報観て良かったな?みたいな。

単なるスターシステムだと思ってたよ。

 

ネタバレはほとぼり冷めた頃追記予定。

とりあえず来年は諸伏警部のボイス的に長野県警ぽい…ので、あのメンツがどう動くか未知数ながら楽しみに待っていようと思います。