目が重たい。
外に出たい。風がほしい。
煙草もほしい。お酒もほしい。でもそんなものより
答えのがほしい。
髪を染めようかなと思った。
担任には今の時点で黒染めしてこいって言われているけれど。
綺麗にマニキュア塗ろうと思った。
前髪綺麗に揃えて切ろうと思った。
ピアッサー買ってこようと思った。
古着屋行ってみようと思った。
きっと最大の原因は、
その空間にいる人間たち全員
自分のことをまったくもって知らないからなんじゃないか、と
そう仮説してみたけれど
そんなの私が誰にも興味を示していないんだから自業自得だと
安易に回答が出てしまって困っている。
目が腫れた。
楽しく生きてもらいたいだけなんだよ、じゃねぇよ。
今更何よ。
窓ガラスが刺さって
血が垂れている君の右手を思い出した。
最後のお別れを思い出した。
婚約者を思い出した。
チーズケーキを思い出した。
ラブホテルを思い出した。
隠された浮気を思い出した。
別々の誰かが
私に思い出させるそれらに
満足なんてできないし、ただ、
まだ感情を出せるだけの元気はあるみたいだという安心しか。