学校に通っている子どもたちは、きっと様々な事情で集まってきていると思います。
もちろんみんながみんな学校に行くことを楽しみに行っているわけではないと思います。
学校が好きで勉強が好きで行きたくて行ってる子
給食が楽しみで行ってる子
体育があるから行ってる子
仲良しの子に会いたいから行ってる子
本当は行きたくないけど、親に心配かけたくなくて行ってる子
義務感で行ってる子
テストだから行きたくない子
何となく学校はツラいけど我慢していってる子
友達とケンカしたから行きたくない子
いじめを受けているけど、行くしかない子
クラスには入れないけど、別室登校でいく子
学校には行けない子
本当に多種多様な理由で学校に行く子行かない子がいます。
むすめが学校に行けなくなった時、わたしも仕事に行けなくなりました。
むすめの対応に追われ、仕事を遅刻したり休んだりがしばらく続きました。その時は転職してまだ3ヶ月…、もう辞めるしかないと思いました。
でも、わたしは今仕事を続けています。
それは、職場の皆さんがわたしを受け入れてくれたから。待っていてくれたからです。
(もちろん、こんなわたしを快く思わなかった人もいた事は確かですが。)
遅刻して職場に入るのも、休みが続いたのも本当にイヤでした。
ただでさえ、転職したばかり。
覚えることもたくさんだったし、まだまだ人間関係の構築もできていない状態でしたから。
職場を前にして何度も足がすくんだし、行きたくない気持ちがどんどん強くなるばかりでした。
でも勇気を出して職場に入った時、
同じ部署のみなさんが決まってこう言うんです。
いらっしゃい!よく来たね!!
待ってたよ!!って。
この温かい言葉にわたしは本当に救われました。何度も涙が出ました。
わたし、なかなかお役に立てないけど…ここにいても良いんだって。そう思えました。
だから、いつか必ず恩返ししようと思いました。
恩返しというのは、仕事で返すのはもちろんだけど、わたしもこんな温かい先輩方のような対応を真似していこうと思いました。
そこで、学校の先生方にお願いがあります。
子どもたちに朝の会の時でも登校時でもいつでもいいので、ぜひ伝えてほしいです。
みんな、よく来たね!
待ってたよ!って。
たったこれだけの言葉で必ず救われる子がいます。
そして、この温かい気持ちは必ず連鎖します。
どうか伝えてください。お願いします。
もちろん保育園や幼稚園の先生も、習い事や塾の先生も、誰かを迎え入れる立場の人は是非この言葉を伝えてほしいと思います。
もしすでに実践されている場合、おこがましいお願いを言って申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました