今日は学校側との話し合いでした。
来年度のむすめについてです。
わたしとむすめの希望は今の環境(相談室登校)を変えず、今の状態を継続したいということです。
しかし、今と全く同じ環境の継続は困難とのことでした。
理由は、
- 4月になれば担任やクラスメイトが変わるため必ず雰囲気も変わる
- 相談室の先生も人事の関係で変わることがある
- また新しく相談室を使う生徒が加わる
- 人が足りないため今相談室に来て勉強を教えてくれているサポートの先生が別の教室に行く可能性がある
そして、教頭先生や担任の先生としては、
- クラスの一員としてクラスに居場所を作りたい
- 相談室以外の安心できる場所の確保
- クラスメイトや様々な先生達との交流は続けてもらいたい
- 基礎学力は身につけてほしい
- でも決めるのはむすめ
との事でした。
しかし、四年生からむすめが30人クラスにいきなり入ることは困難であり、また本格的な不登校再燃の可能性があります。
もちろん、わたしとしてはまた教室に戻ってほしい気持ちはあります。1年生や2年生の頃はクラスで過ごしていたし、勉強や友人関係も自分の力で築けていました。
でも、それは彼女にとってはとても大変で労力のいることだったのでしょうね。彼女のそんな頑張りをわたしは全く気づけませんでした。
今がベストなむすめには教室に戻るという選択肢は非常にハードルが高いです。
そんな中、むすめには特別支援学級(情緒クラス)が合っているのではないかということになりました。
たしかにそう思います。
以前むすめと見学にも行きました。
特別支援学級に在籍していても普通級との交流もありますし、普通級に戻ることだってできます。
少人数だし、担任の先生やサポートの先生が手厚く指導してくれて、1〜6年生までの縦割りで、人の目を気にするむすめには合っているかもしれません。
でも……
四年生という多感な時期にむすめが特別支援学級に行くということで、むすめが周りの子達から特別視され、何か不本意なレッテルを貼られるのではないかと心配なんです。
今も相談室登校なので似たようなものかもしれませんが、今のクラスは担任の先生とクラスメイトがとても温かかったので救われました。
わかってます、これはわたしの偏見だって。
周りにどう思われて、それをどう捉えるかはむすめの問題だから、わたしの考えるべきことではないって。
特別支援学級がむすめにとって安心できる場所ならそれで良いはずなのに。
わたしはここに来てもまだ周りの目を気にしているのだと気付き、我ながらうんざりしました。
先生達には自分の気持ちを素直に話しました。
『そうだよね、うんうん。』と聞いてくれました。
どんな未来にするかはむすめが選ぶことです。
私たち大人にできることはむすめの可能性を見つけ、選択肢を与えるくらいです。
やっとここまで来たので選択を間違えたくないと思うがあまり『相談室』にこだわりすぎていたのは、わたしの方だったのかもしれません。
むすめがむすめらしく過ごせる場所が彼女のいるべき場所なんだと思います。
ブログに落とし込むことで、自分自身の振り返りができました。