8382☆函館でひと稼ぎ
夏競馬で土曜日に重賞が組まれているのは、2歳の2つの重賞(函館2歳ステークス、札幌2歳ステークス)と障害重賞だけ。本日も重賞レースはないが、3場のメインレースのうち、唯一のオープンレースのマリーンステークスを予想してみたい。
ローカル競馬場は、平坦コースと言われているが、コースに高低差があるのはご存知の通り。コース全体を通してほぼ平坦なのは、札幌と新潟内回りの芝とダートだけ。ローカルコースも坂によって展開が変わってくる。
函館はゴール板から2角までは緩やかな下り勾配で、4角までは上り勾配。直線に向けてなだらかに下るというコース。3角から4角にかけて小高い丘があり、“ミニ京都競馬場”の趣がある。マリーンSが行われるダート1700は、直線入口からのスタート。1角までは329mあり、ポジションは取りやすい。直線は260mしかないので逃げ・先行馬が有利なコースだ。
◎テーオードレフォン
前走の大沼ステークスは、先行して早め先頭から4着に敗れたが、ひと息入ったことに加え、トップハンデ58kgが影響した印象。3走前には同じ58kgで新馬戦以来の逃げ戦法でオープン初勝利を挙げており、58kg自体に問題はないことから、敗因は体調面だったと思われる。次走のアンタレスステークスでも逃げて大敗はしたものの、重賞初挑戦での逃げは厳しかった。今回もやることは1つ。枠もいい。57kgも粘りにつながるだろう。
相手も関連性の高い大沼S組からナチュラルハイ。
先行有利なコースで後ろから脚を伸ばしての2着は力をつけた証。ハンデ56.5kgの「テンゴ馬」であり、ハンデキャッパーも注目している証だ。
◎テーオードレフォン
○ナチュラルハイ
▲キングストンボーイ
☆トウセツ
△ベルダーイメル
△ホウオウルーレット
△サンテックス
単勝◎
馬連◎―○▲☆
3連複◎軸1頭ながし。