8347☆鳴尾記念 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.7

8347☆鳴尾記念

本日は、京都で鳴尾記念(GⅢ・芝2000内)が行われる。

 京都で鳴尾記念が行われるのは、1990年以来34年ぶり。イレギュラーな年なので過去のデータは不要。ひと波乱ありそうなムードもある。


コーナー4つの京都内回りを考えた場合、ロードデルレイにとっては厄介なコースだ。いきなり1番人気濃厚な馬の不安材料を挙げる形になるが、ロードデルレイの好走パターンは、直線が長い大箱コースで全5勝中4勝が左回りであり、右回りの1勝も阪神の外回り。ここまで6戦5勝の馬だが、唯一の敗戦がコーナー4つの右回りの神戸新聞杯だった。レコード決着の中、勝ち馬とは0秒1差の僅差だったが負けは負け。休み明けでここがメイチではないだけに、割り引いて考えたい。


逆に右回りの内回りコース適性が高いのがエアサージュ。

 過去、右回りの芝内回りコースは[3.3.1.1]の成績。唯一の着外は、阪神での菊花賞8着で距離が長かった。芝の2000は[3.2.1.1]の好成績。休み明けの大外枠だがゲートは速い馬なのでマイナスにはなりにくいだろう。6番人気(午前7時時点)で人気からも狙い目になる。


連覇を狙うボッケリーニにとって、連続開催7週目でタフな馬場とはいえ、先週まで時計が出ている芝は懸念材料。B→Cコース替わりで更に時計が出そうな想定だと連覇はどうかなという印象だが、モレイラへの乗り替わりはプラス材料だ。昨年のチャレンジカップでコンビを組んだ時には2着になっており、この時はGⅡからGⅢへの格下げ戦だった。過去の格下げ戦は5戦あって[1.4.0.0]ですべて連対しており、勝ったのが昨年の鳴尾記念。これは好材料だろう。


ヨーホーレイクの前走は、斤量59kgでの競馬。58kgすら経験がなかった馬が、いきなりの59kgはさすがに厳しかった。それでも上がり最速の末脚で勝ち馬から0秒2差3着は地力の高さの裏付け。2kg減で全馬57kgならば重賞2勝目が視野に入る。


重賞初挑戦がGⅡのマイラーズカップ3着で近走の充実ぶりを感じるニホンピロキーフ、取消し明けだが京都内回りは2戦2勝のディープモンスターも差はない。


◎エアサージュ

○ヨーホーレイク

▲ロードデルレイ

☆ボッケリーニ

△ニホンピロキーフ

△ディープモンスター


単勝◎

馬連◎ながし

3連複◎軸1頭ながし。