8323☆川崎・エンプレス杯 | 九頭馬(万事馬九行久)~Ver.16.5

8323☆川崎・エンプレス杯

本日は、川崎で第70回「エンプレス杯」(JpnⅡ・ダ2100)が行われる。今年で節目の70回を迎えるレース。昨年までは2月下旬〜3月上旬に施行されていたが5月上旬に移行。斤量もグレード別定から定量戦になって実績馬に有利な斤量設定となり、上半期の古馬牝馬ダート頂上決戦の色が濃くなった。


JRAからは5頭。人気はオーサムリザルト、アイコンテーラー、グランブリッジが上位人気を形成している。

 オーサムリザルトは、ここまで5戦5勝の無敗馬。5戦すべてが牡馬相手なのだから、牝馬同士なら力上位の存在だ。オーサムリザルトが“凄さ”を見せたのが、今回と同じ左回り2100の2走前の晩秋ステークス(3勝クラス)。


[晩秋ステークス・ハロンタイム]

6.9―12.0―12.9―12.9―11.511.8―12.2―12.2―12.3―12.4―12.2(2:09.3重)


重馬場だったとはいえ、9ハロン目に11秒5という東京ダート2100では、中々お目にかかれないラップを刻み、次の11ハロン目も11秒8。ラストまで淀みない流れを2番手から抜け出しての勝利で、序盤のスローペースで若干行きたがる面はあったが非凡な才能を如何なく発揮した。

 前走は初のオープン戦で大外枠。スタートで出遅れて無理をせずに後方3番手から徐々に押し上げて、4角で先頭を射程内にとらえると直線で抜け出した。着差は僅かでも終始外を回しての競馬。晩秋Sも外枠だったから力の違いは明らかだった。今回は、重賞初挑戦で初めての斤量55kg。地方競馬もナイター競馬も初めて。初物尽くしを克服できるか注目される。


グランブリッジは交流重賞の常連。前走は交流GⅠの川崎記念で牡馬相手の2着に好走した。7番人気のライトウォーリアの逃げ切り勝ちで上位人気が総崩れ。同じ牝馬のアイコンテーラーが3着と、レベル的にどうだったのかという疑問はあるが、当舞台は関東オークスと昨年のエンプレス杯勝ちがあり、交流重賞は[4.6.0.2]の好成績で馬券圏外の2戦も4着。斤量も昨年の56kgから55kgになるのは有利で、豊富な経験値で連覇を狙う。


◎グランブリッジ

○オーサムリザルト

▲アイコンテーラー

☆アーテルアストレア

△キャリックアリード

△ライオットガール


3連単◎○軸2頭マルチ(24点)。